住友不動産が大阪市天王寺区茶臼山町に建設したシティタワー天王寺。谷町筋沿いに建つ免震構造の超高層分譲マンションで、天王寺エリアにおけるタワーマンションとしては実に10年ぶりの販売となった。規模は地上25階建て、高さ約86.5m、延床面積16,810.05㎡、総戸数179戸、2023年3月に竣工した。
完成イメージ図
外観デザインはグレースケールで統一した色合いの中に白色のフレームを配し、景観への圧迫感を軽減。外壁はモノクロームを基調としたタイルの組み合わせで建物全体のデザイン性を高めている。
間取りは1LDK~3LDKを揃える。住戸は間口を広くしたワイドスパン設計で、リビング・ダイニングと洋室の一部にダイナミックパノラマウインドウを採用し、スクリーンのような眺望(ダイレクトスカイビュー)が楽しめる構造。
大きく突き出した庇が特徴のエントランスは歩道から深くセットバックしたゆとりある配置。
エントランスホールは高さ6.5m、2層吹抜の開放的な空間。
引用元:シティタワー天王寺【住友不動産】
建物外観(2023年3月撮影)
物件概要
名称 | シティタワー天王寺 計画名:(仮称)大阪市天王寺区茶臼山計画 |
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所在地 | 地名地番:大阪府大阪市天王寺区茶臼山町64-2他 住居表示:大阪府大阪市天王寺区茶臼山町 |
用途 | 共同住宅(分譲) |
敷地面積 | 2,200.04㎡ |
建築面積 | 806.47 |
延床面積 | 16,810.05㎡ |
容積率対象面積 | 約12,500㎡ |
高さ | 約86.5m |
階数 | 地上25階・塔屋1階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造 |
建築主 | 住友不動産株式会社 住宅分譲事業本部 |
設計者 | 西松建設・INA新建築研究所 設計・管理共同企業体 |
施工 | 西松建設株式会社 |
着工 | 2020年(令和2年)10月1日 |
竣工 | 2023年(令和4年)3月17日 |
地図
場所は谷町筋の天王寺駅前交番東交差点から北へ約130m。JR天王寺駅、近鉄大阪阿部野橋駅があるターミナルエリアの少し北側に位置する。西側には緑豊かな天王寺公園があり、大阪市立美術館や天王寺動物園等がある。アクセスは大阪メトロ御堂筋線・谷町線・JR線の天王寺駅、近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅、阪堺天王寺駅前駅から徒歩約2~6分。