阪急電鉄は大阪市淀川区にある十三駅周辺の大規模再開発を検討している。報道によると、2040年をめどに駅直上に高層ビルを建設し、周辺の自社所有地も含めた一体的な開発を進めていく方針で、都市再生緊急整備地域に指定されている十三駅周辺エリアの街づくりを促進する。
十三駅エリアのまちづくり
整備方針では既存の十三駅直上に高層の新駅ビルを建設、さらに2031年の開業を目指す(仮称)なにわ筋連絡線(JR大阪駅~十三駅間)、および(仮称)新大阪連絡線(十三駅~新大阪駅間)の整備に合わせ、十三駅の地下に新駅(地下ホーム)を設置し、駅直結の強みを活かしたキーコンテンツとなる機能導入を図り、十三駅エリアの目的地化をめざす。また阪急観光バス大阪営業所、阪急阪神電気システム、阪急電鉄技術部保線課など、駅周辺の3か所の用地も併せて開発を検討するとしている。

引用元:十三駅エリア・淡路駅エリアのまちづくり【大阪府】
現地の様子(2024年2月)

3路線が乗り入れる駅としては駅舎の規模は小さい

昔ながらの商店街に直結している

駅直上の高層ビル建設はかなりの難工事になりそうだ


地上39階建て、高さ143mのタワーマンションとなる

広場機能などの導入が検討されている

将来的な再開発が検討されている

こちらも阪急電鉄の関連会社となっている


敷地面積が約1万㎡あり大規模な再開発にも対応できる
地図
阪急十三駅は京都線・神戸線・宝塚線の3路線が乗り入れるジャンクション駅で、1日の平均乗降客数は約58,000人。周辺には昔ながらの商店街や歓楽街が広がっている。