通天閣観光が大阪市浪速区恵美須東1丁目の通天閣内に設置した体験型アトラクション「TOWER SLIDER(タワースライダー)」。通天閣3階の中間展望台から地下1階までを結ぶスパイラル(らせん)状の滑り台で、高さは約22m、全長は約60メートル、斜度は約30度。2022年4月に完成し、5月9日より運用を開始した。
完成イメージ図




引用元:タワースライダー【通天閣】
ルートは既存のエレベーター棟の周囲をぐるりと旋回し地下へと降りる構造。乗降場所の支柱を上下に配する事で地震時でも安全に利用できる免震型滑り台となる。スロープ部分は飛び出す危険性の無いステンレス製のチューブ形状で、天井に透明の遮熱ポリカーボネート板を使用することで通天閣を見上げながらの滑降を可能としている。
タワースライダー外観(2022年5月撮影)

エレベーター棟の周囲にスライダーが見える


見上げるとかなりの高度感がある

太陽光を受けて銀色に輝いている


施工はタンデムと竹中工務店が担当した
物件概要
| 名称 | TOWER SLIDER (タワースライダー) 計画名:通天閣スパイラルスライダー計画 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪市浪速区恵美須東1-18-6 |
| 用途 | アトラクション |
| 敷地面積 | – |
| 建築面積 | – |
| 延床面積 | – |
| 容積率対象面積 | – |
| 高さ | 22m |
| 階数 | – |
| 構造 | – |
| 建築主 | 通天閣観光株式会社 |
| 設計者 | 統括:株式会社竹中工務店 スライダー本体:株式会社タンデム |
| 施工 | 統括:株式会社竹中工務店 スライダー本体:株式会社タンデム |
| 着工 | 2021年(令和3年)9月15日 |
| 竣工 | 2022年(令和4年)4月30日 |
| 開業 | 2022年(令和4年)5月9日 |
地図
場所は通天閣の展望台内。タワースライダーのみの利用も可能となっている。
公式資料および関連サイトなど
- タワースライダー【通天閣】


