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【八尾市】八尾空港西側跡地再開発 2022年2月

大阪航空局、近畿財務局、大阪市、八尾市で構成される八尾空港西側跡地検討会議は、大阪府八尾市空港2丁目、八尾市大字木本、大阪市平野区長吉川辺3丁目にまたがる駐機場跡地(約9.2ha)の再開発を検討している。 地域の活性化に資する都市機能の導入や土地利用を想定しており、今後、市場性の有無等を把握することを目的としたマーケット調査を実施するとしている。

位置図

八尾空港西側跡地再開発 位置図
八尾空港西側跡地再開発 位置図

引用元:八尾空港西側跡地検討会議【八尾市】

開発予定地は大阪メトロ谷町線八尾南駅の北側一帯で、もともとは八尾空港のエプロン(駐機場)として使用されていた土地。1984年にエプロンが廃止されて以降、広大な敷地が金網で囲まれ、ほぼ手つかずの放置状態となっていた。面積は八尾市域が約7.1ha、大阪市域が2.1haで、総面積は約9.2haとなる。

開発コンセプト

八尾空港西側跡地再開発 コンセプト
八尾空港西側跡地再開発 コンセプト

引用元:八尾空港西側跡地検討会議【八尾市】

街づくりのコンセプトは、地域の活力と元気を引き出す「複合機能都市拠点」。八尾市では「にぎわい・活力あるまち」、「くらしをサポートするまち」、「災害に強い安全・安心のまち」を、大阪市では「地域の活性化」及び「コミュニティ形成」の拠点の誘導を目指すとしている。

導入を想定する機能

八尾空港西側跡地再開発 導入機能イメージ
八尾空港西側跡地再開発 配置図

引用元:八尾空港西側跡地検討会議【八尾市】

八尾空港西側跡地検討会議が導入を希望している機能は、
A地区(6.2ha) 商業・業務・文化等
B地区(1.2ha) 商業・業務・文化・住宅等
C地区(1.7ha) 住宅・業務・生活利便(教育環境・子育て支援、地域コミュニティ機能)
D地区(0.4ha) 住宅・業務・生活利便(教育環境・子育て支援、地域コミュニティ機能)
となっている。

また八尾南駅の北側出口付近に約2,900㎡の駅前広場を整備、敷地南側に沿って幅員16mの東西方向道路、敷地西側に幅員12mの南北方向道路、敷地東側に八尾南駅のデッキと接続する幅員7mの歩行者専用立体通路および幅員3mの歩行者専用通路、約3,000㎡(1,200台分)の自転車駐車場の整備を想定している。

現地の様子(2022年2月)

八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 01
大阪メトロ谷町線の終着駅となる八尾南駅
大阪市外にあるメトロ駅の一つ
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 02
検車場を跨ぐ八尾南駅の南北通路
開発予定地へのアクセスルートとなる
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 03
八尾南駅から北方向を撮影
目の前に広大な敷地が広がっている
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 04
八尾南駅から北西方向を撮影
大阪メトロの駅前とは思えない風景
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 05
八尾南駅から北東方向を撮影
敷地の一部は駐輪場として使用されている
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 06
敷地南側の道路
実質的に歩行者・自転車専用道路となっている
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 07
敷地南側にある大阪メトロの八尾車庫
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 08
開発予定地(八尾市域)を西側から撮影
広大な敷地の向こうに生駒山地が見える
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 09
開発予定地(八尾市域)を北西側から撮影
敷地は金網で厳重に囲まれている
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 10
開発予定地(大阪市域)を南東側から撮影
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 11
開発予定地(大阪市域)を東側から撮影
旧大阪陸軍航空廠の格納庫の遺構が残っている
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 12
開発予定地(大阪市域)を北東側から撮影
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 13
南北方向道路の整備予定地
写真左側が八尾市、右側が大阪市
現在は長吉長原市営住宅方面へのアクセス道となっている
八尾空港西側跡地再開発 2022年2月 14
開発予定地(八尾市域)の東側から撮影

地図

公式資料および関連サイトなど

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