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【弁天町】JR西日本 弁天町駅改良計画および大阪メトロ連絡通路の整備状況 2024年2月

西日本旅客鉄道(JR西日本)が大阪市港区波除3丁目の交通科学博物館跡地に整備中の弁天町駅改良計画。2025年に開催される大阪・関西万博に向け、JR弁天町駅の新駅舎および新改札口を整備する計画で、2025年3月の完成を予定している。

計画概要

JR弁天町駅の東側に位置する交通科学博物館の跡地は、高架下を含めると約9,600㎡の敷地面積があるが、新駅舎はその一部を活用して建設される。新駅舎は既存の南口改札と北口改札の間(やや南寄り)に整備し、新改札口(仮称:新南口・新北口)を設置。万博開催期間中は既存の南北改札口を活用することで安全性を向上し、万博終了後に新駅舎に設置する改札口に機能を集約する。

また大阪メトロ中央線の弁天町駅東口改札との乗換を段差なくフラットに乗換可能とする連絡通路の整備を大阪メトロと共同で行い、連絡通路と接続するJR弁天町駅内回りホーム改札(仮称:内回りホーム口)を新設する。

JR大阪環状線 弁天町駅改良計画 配置図
弁天町駅改良計画 配置図

引用元:2022年11月社長会見【JR西日本】

完成イメージ図

イメージ図にはブラックアウトされたスタイリッシュな大屋根状の駅構造物と階段、左側には大阪メトロ弁天町駅と接続する連絡通路が描かれている。

JR大阪環状線 弁天町駅改良計画 完成イメージ図
弁天町駅改良計画 完成イメージ図

引用元:「2025 年大阪・関西万博」に向けた取り組み【JR西日本】

現地の様子(2024年2月)

弁天町駅改良計画 2024年2月 02
新駅舎の建設地を南東側から撮影
弁天町駅改良計画 2024年2月 03
新駅舎の建設地を東側から撮影
写真の中央付近が新駅舎の入口となる
弁天町駅改良計画 2024年2月 04
新駅舎の建設地を南側から撮影
広範囲に渡って足場が組まれている
弁天町駅改良計画 2024年2月 07
新駅舎の建設地を北東側から撮影
交通科学博物館跡地全体の活用方法はまだ明らかにされていない
弁天町駅改良計画 2024年2月 08
新駅舎の建設地を北側から撮影
JR大阪環状線高架下の利用方法も気になるところ
弁天町駅改良計画 2024年2月 01
この上空に大阪メトロとの連絡通路が設置される
弁天町駅改良計画 2024年2月 05
連絡通路の建設地を東側から撮影
ロータリーの整備も合わせて行われるようだ
弁天町駅改良計画 2024年2月 06
連絡通路の建設地を東側から撮影
写真の右側が大阪メトロ弁天町駅
弁天町駅改良計画 2024年2月 09
駅舎と連絡通路の施工は大鉄工業が担当している
弁天町駅改良計画 2024年2月 10
工事の案内板
期間は令和7年3月31日までとなっている
弁天町駅改良計画 2024年2月 11
現地に掲示された完成イメージ図

地図

整備場所はJR弁天町駅の東側。国道43号線を挟んで西側に複合施設の大阪ベイタワー(旧オーク200)があり、アートホテル大阪ベイタワーや空庭温泉大阪ベイタワーなどの集客施設がある。

公式資料および関連サイトなど

過去の取材記事リスト

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