西日本旅客鉄道(JR西日本)が大阪市港区波除3丁目の交通科学博物館跡地に整備中の弁天町駅改良計画。2025年に開催される大阪・関西万博に向け、JR弁天町駅の新駅舎および新改札口を整備する計画で、2025年3月の完成を予定している。
計画概要
JR弁天町駅の東側に位置する交通科学博物館の跡地は、高架下を含めると約9,600㎡の敷地面積があるが、新駅舎はその一部を活用して建設される。新駅舎は既存の南口改札と北口改札の間(やや南寄り)に整備し、新改札口(仮称:新南口・新北口)を設置。万博開催期間中は既存の南北改札口を活用することで安全性を向上し、万博終了後に新駅舎に設置する改札口に機能を集約する。
また大阪メトロ中央線の弁天町駅東口改札との乗換を段差なくフラットに乗換可能とする連絡通路の整備を大阪メトロと共同で行い、連絡通路と接続するJR弁天町駅内回りホーム改札(仮称:内回りホーム口)を新設する。
引用元:2022年11月社長会見【JR西日本】
完成イメージ図
イメージ図にはブラックアウトされたスタイリッシュな大屋根状の駅構造物と階段、左側には大阪メトロ弁天町駅と接続する連絡通路が描かれている。
引用元:「2025 年大阪・関西万博」に向けた取り組み【JR西日本】
現地の様子(2024年2月)
地図
整備場所はJR弁天町駅の東側。国道43号線を挟んで西側に複合施設の大阪ベイタワー(旧オーク200)があり、アートホテル大阪ベイタワーや空庭温泉大阪ベイタワーなどの集客施設がある。
公式資料および関連サイトなど
- 「2025 年大阪・関西万博」に向けた取り組み【JR西日本】
- 2022年11月社長会見【JR西日本】
- 大阪・関西万博開催会場へのアクセス向上に向け弁天町駅の乗換え経路の改良を行います|Osaka Metro