大阪市と阪急電鉄が阪急淡路駅周辺で整備を進めている阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業。阪急京都線(3.3km)と阪急千里線(3.8km)の計7.1kmを連続高架化するプロジェクトで、総事業費は2,326億円。事業期間は当初計画より数回延期され、本稿時点のスケジュールでは2028年度の高架切替、2031年度の全体完成を予定している。
事業概要
事業の範囲は京都線が東淀川区上新庄1丁目~東淀川区柴島1丁目、千里線が吹田市南清和園町~東淀川区柴島2丁目の総延長7.1kmで、崇禅寺駅、淡路駅、柴島駅、下新庄駅の4駅が高架化。踏切除却数は17箇所となり、交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化による都市の活性化が期待されている。
引用元:阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業【大阪市】
完成イメージ図
引用元:阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業【大阪市】
淡路駅付近の様子(2024年2月)
事業概要
名称 | 阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近) 連続立体交差事業 |
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所在地 | 京都線:大阪市東淀川区上新庄1丁目~大阪市東淀川区柴島1丁目 千里線:大阪府吹田市南清和園町~大阪市東淀川区柴島2丁目 |
事業内容 | 連続立体交差事業 |
総延長 | 7.1km |
踏切除却数 | 17箇所 |
高架駅数 | 4駅 (崇禅寺駅・淡路駅・柴島駅・下新庄駅) |
付属街路 | 8路線 (L=5.9km W=6~10m) |
構造 | 高架橋 (RC構造・PC構造・鋼トラス構造) |
事業主体 | 大阪市建設局 |
発注者 | 阪急電鉄 |
設計 | 阪急設計コンサルタント |
施工 | 鹿島建設・戸田建設特定建設工事共同企業体 |
事業期間 | 2010年(平成22年)3月~2031年(令和13年) |