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【心斎橋】(仮称)ヒューリック心斎橋PJ 心斎橋プラザビル本館など4棟一体開発の状況 2021年1月

不動産会社のヒューリックが大阪市中央区南船場3丁目に所有する4棟のビルを一体的に建て替える(仮称)心斎橋PJ。関西で同社が手掛けるプロジェクトとしては最大級の規模となり、跡地にはホテルや商業施設が入る複合ビルを建設する。解体工事の発注者は、ヒューリックJR西日本不動産開発竹中工務店パルコとなっており、この4社が施設の開発や運営に何らかの形で関わるものと思われる。規模は地上31階建て、延べ面積約54,000㎡、2024年頃の竣工を予定している。

地図

(仮称)ヒューリック 心斎橋PJ 地図
開発が行われる4棟周辺の地図

建設予定地は大阪のメインストリート 御堂筋と長堀通との交点となる新橋交差点の北東側。大阪メトロ御堂筋線・長堀鶴見緑地線の心斎橋駅に直結。周辺は高級ブランドが軒を連ねる心斎橋の中心地にあたり、長堀通りの地下にはクリスタ長堀(地下街)や大阪市営の大規模な駐車場がある。

4棟の内訳は1973年竣工の「心斎橋プラザビル本館」、1974年竣工の「心斎橋プラザビル新館」、1981年竣工の「心斎橋プラザビル東館」、1991年竣工の「心斎橋フジビル」で、4棟合計の敷地面積は3,324㎡となる。心斎橋筋に面した側にも小規模な複数のビルが存在するが敷地を集約する動きはない模様。

現地の様子(2021年1月)

ヒューリック (仮称)心斎橋PJ 2021年1月 01
建設予定地の南西側から撮影
中央が心斎橋プラザビル本館
ここから見える3棟の解体工事はまだ着手されていない
ヒューリック (仮称)心斎橋PJ 2021年1月 02
心斎橋プラザビル本館の西側(御堂筋側)を撮影
ビルの低層部にはルイ・ヴィトンの旗艦店があった
(2020年2月に移転)
ヒューリック (仮称)心斎橋PJ 2021年1月 03
心斎橋プラザビル本館の南側(長堀通側)を撮影
既にテナントは退去済みで解体を待つ状態となっている
ヒューリック (仮称)心斎橋PJ 2021年1月 04
心斎橋プラザビル本館(左)と東館(右)
手前は幹線道路の長堀通
ヒューリック (仮称)心斎橋PJ 2021年1月 05
心斎橋プラザビル東館の低層部
壁面にDIESELの跡が残っている
ヒューリック (仮称)心斎橋PJ 2021年1月 06
心斎橋プラザビル新館
低層階のカルティエのみが営業している状況
ヒューリック (仮称)心斎橋PJ 2021年1月 07
先行して心斎橋フジビルの解体工事が進んでいる
ヒューリック (仮称)心斎橋PJ 2021年1月 08
現地の標示は「心斎橋フジビルプラザビル解体
工事は竹中工務店が担当
労災保険の期間は2022年9月30日までとなっている

物件概要

名称 (仮称)心斎橋PJ
所在地 大阪市中央区南船場3丁目
用途 ホテル・商業施設
敷地面積 3,324㎡
建築面積
延床面積 約54,000㎡
容積率対象面積
高さ
階数 地上31階・地下3階
構造
建築主
設計者
施工
着工
竣工予定 2024年(令和6年)頃を予定

公式資料および関連サイトなど

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