近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄不動産の3社が大阪府摂津市千里丘新町の吹田操車場跡地地区(7街区)に建設したローレルスクエア健都ザ･レジデンス。全5棟からなる大規模分譲マンションプロジェクトで、規模は地上20階建て、高さ59.895ｍ、延床面積73,420.87㎡、総戸数824戸、2019年7月に全棟が竣工した。
完成イメージ図
建設工事は全体を3つの工区に分けて進められた。Ⅰ工区は地上15階建てのファーストステージ棟(A棟)、地上15階建てのセカンドステージ棟(B棟)で総戸数292戸。Ⅱ工区は地上20階建てのサードステージ棟(C棟)、地上20階建てのフォースステージ棟(D棟)で総戸数380戸、Ⅲ工区は地上20階建てのフィフスステージ棟(E棟)で総戸数152戸。
北大阪健康医療都市 ｢健都｣
引用元：北大阪健康医療都市(健都) ｢健康･医療｣のまちづくり
吹田市と摂津市は、2019年7月に国立循環器病研究センターが吹田操車場跡地へ移転することを契機とした北大阪健康医療都市の開発を進めている。中核となる｢国立研究開発法人国立循環器病研究センター｣、｢市立吹田市民病院｣、ホテルや商業施設が入る｢ビエラ岸部健都｣、学習施設の｢健都ライブラリー｣、都市型居住ゾーンの｢ローレルスクエア健都ザ・レジデンス｣および｢ローレルスクエア健都ザ･テラス｣、産学官民連携の複合医療産業拠点｢健都イノベーションパーク｣などが順次整備されている。
愛称として選定された｢健都(けんと)｣は｢健康医療都市｣の略称であり、また循環器病の予防に必要なKnowledge(正確な知識、知の集積)、Exercise(適度な運動)、Nutrition(適切な栄養･食事)とTown(まちづくり)の頭文字を並べたものでもある。
建物外観（2021年6月撮影）
手前にサードステージ棟(C棟)
右奥にファーストステージ棟(A棟)
中央にフォースステージ棟(D棟)
左からE棟、D棟、C棟
左側にセカンドステージ棟(B棟)
物件概要
| 名称 | ローレルスクエア健都ザ･レジデンス 計画名：(仮称)摂津市千里丘新町A敷地計画 |
|---|---|
| 所在地 | 地名地番：大阪府摂津市千里丘新町701番、703番、705番1 |
| 用途 | 共同住宅(分譲) |
| 敷地面積 | 19,807.49㎡ (Ⅰ工区：10,246.78㎡ Ⅱ工区：6,353.01㎡ Ⅲ工区：3,207.70㎡) |
| 建築面積 | 6,681.79㎡ (Ⅰ工区：3,099.38㎡ Ⅱ工区：2,572.30㎡ Ⅲ工区：1,010.11㎡) |
| 延床面積 | 73,420.87㎡ (Ⅰ工区：25,256.07㎡ Ⅱ工区：34,314.86㎡ Ⅲ工区：13,849.94㎡) |
| 容積率対象面積 | – |
| 高さ･階数 | ファーストステージ棟(A棟) 地上15階 44.635m セカンドステージ棟(B棟) 地上15階 44.635m サードステージ棟(C棟) 地上20階 59.875m フォースステージ棟(D棟) 地上20階 59.875m フィフスステージ棟(E棟) 地上20階 59.795m |
| 構造 | 鉄筋コンクリート造 |
| 建築主 | 近鉄不動産株式会社･大和ハウス工業株式会社･名鉄不動産株式会社 |
| 設計者 | 株式会社長谷工コーポレーション |
| 施工 | 株式会社長谷工コーポレーション |
| 着工 | Ⅰ工区：2016年6月30日 Ⅱ工区：2016年9月23日 Ⅲ工区：2016年12月9日 |
| 竣工 | Ⅰ工区：2018年2月5日 Ⅱ工区：2019年1月23日 Ⅲ工区：2019年7月8日 |
地図
場所は2018年3月に開通した市道千里丘中央線(健都すこやか通り)沿い。最寄り駅は東海道本線(JR京都線)岸辺駅で、南北自由通路北口から徒歩5分、駅改札口から徒歩7分。
