2019年3月、千里中央地区活性化協議会は千里中央駅周辺の再整備構想「千⾥中央地区活性化基本計画」を策定した。老朽化が進む商業施設「千里セルシー」と「千里阪急」を一体的に建て替え延床面積10万㎡クラスの超大型商業施設とする構想や、駅前広場の再編によるターミナル機能の強化、大街区化の推進、歩行者ネットワークの拡充等が想定されている。現時点で完成時期は未定となっている。
完成イメージ図

北大阪急行千里中央駅(せんちゅうパル)の両サイドに大型商業施設が描かれている。左側が現在ピーコックストアのある街区、右側が千里阪急のある街区。

商業集積エリアの賑わい創出機能となる広場空間の整備や環境創出となる屋上緑化等の導入を検討。おそらくイメージはセルシー広場の後継施設だと思われる。

東町中央ゾーンは大阪モノレールおよび北大阪急行電鉄の千里中央駅に直結した最も重要なエリア。千里阪急とセルシーの一体開発だけでなく、ピーコックストアや駐車場のある街区の再整備も検討されていることが分かる。
引用元:千里中央地区活性化ビジョンの実現に向けた取組み【豊中市】
現地の様子(2020年11月)

既に広場や館内の通り抜けはできないようになっている

かつてはアイドルのライブ等で賑わいを見せていた

建物は南北にかなりの幅がある

一部のテナントはまだ営業を続けている



左側には先行して再開発が完了したSENRITOよみうりの高層マンション

1970年に開業した延床面積20,575㎡の郊外型百貨店

(写真は千里大丸プラザ時代のもの)
地図
場所は北大阪急行電鉄および大阪モノレールの千里中央駅に直結。周辺は商業施設や大型ビル、高層住宅等が建ち並ぶ大阪郊外を代表する新都心だが、1970年代に完成した施設の老朽化が目立っている。