イチョウ並木が象徴的な大阪市のメインストリート、御堂筋を挟むツインタワープロジェクトが淀屋橋地区で遂に始動した。東側(淀屋橋駅東地区都市再生事業)は日本土地建物と京阪ホールディングス、西側(淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業)は住友生命保険や大和ハウス工業などが事業主体となり、それぞれ150メートルと135メートルのビルを建設。大阪市がデザイン面の配慮を事業者側に働きかけ、2つのビルのデザインを調和させたゲートタワーとなる。 2021年～2022年の着工、2024～25年の竣工を予定している。
完成イメージ図
左側が淀屋橋駅東地区、右側が淀屋橋駅西地区
引用元：大阪・淀屋橋ツインビル、東西で調和したデザインに【日本経済新聞】
引用元：「淀屋橋駅東地区都市再生事業」について【日本土地建物】
現地の様子（2019年7月）
この両サイドに再開発ビル2棟が建設される
日土地淀屋橋ビルと京阪御堂筋ビルが一体的に再開発される
石原ビルディングなど10棟が一体的に再開発される
物件概要
淀屋橋駅東地区
| 名称 | 淀屋橋駅東地区都市再生事業 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市中央区北浜三丁目1番1他 |
| 用途 | 事務所・店舗 |
| 敷地面積 | 約3,940㎡ |
| 建築面積 | – |
| 延床面積 | 約73,600㎡ |
| 容積率対象面積 | – |
| 高さ | 約150m |
| 階数 | 地上28階・地下4階 |
| 構造 | 鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造 |
| 建築主 | 日本土地建物株式会社・京阪ホールディングス株式会社 |
| 設計者 | – |
| 施工 | – |
| 着工 | 2022年(令和4年)予定 |
| 竣工予定 | 2025年(令和7年)予定 |
淀屋橋駅西地区
| 名称 | 淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市中央区北浜四丁目地内 |
| 用途 | 業務施設・商業施設 |
| 敷地面積 | 約7,200㎡ |
| 建築面積 | 約4,700㎡ |
| 延床面積 | 約13,000㎡ |
| 容積率対象面積 | 約115,200㎡ |
| 高さ | 約135m |
| 階数 | 地上28階 |
| 構造 | – |
| 建築主 | 市街地再開発組合(予定) |
| 設計者 | – |
| 施工 | – |
| 着工 | 2021年(令和3年)予定 |
| 竣工予定 | 2024年(令和6年)予定 |
地図
淀屋橋駅東地区
淀屋橋駅西地区
建設予定地は大阪市役所から土佐堀川を挟んだ南側。大阪メトロ御堂筋線・京阪淀屋橋駅に直結する。御堂筋沿いは長年に渡って再開発の足枷となっていた高さ制限の緩和が行われ、再開発ラッシュとなっている。
公式資料および関連サイトなど
- 大阪・淀屋橋ツインビル、東西で調和したデザインに【日本経済新聞】
- 「淀屋橋駅東地区都市再生事業」について【日本土地建物】
- 大阪市報道発表資料（2019年5月30日付）
