淀屋橋駅西地区市街地再開発組合とその参加組合員である大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発が大阪市中央区北浜4丁目に建設中の淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業。複数のビルの敷地を統合し、オフィス主体の超高層複合ビルを建設する大型プロジェクトで、規模は地上29階建て、高さ約134.99ｍ、延床面積約132,331.56㎡、2025年12月の竣工を予定している。
完成イメージ図
外観は御堂筋の景観に調和するよう高層部をセットバックさせた構造となる。御堂筋にふさわしい上質なにぎわいや敷地内･大川町公園など水辺の豊かなオープンスペースを創出する。
1階は御堂筋･土佐堀通･御霊筋それぞれの特性に合わせた商業空間を計画。御堂筋と土佐堀通、北浜通の3方向に面しては2層分の高さを持つ半屋外空間であるコリドールを設置し、2階にテラスを配置する。
オフィス部分はワンフロア1,000坪超という大阪最大規模のオフィス空間となる。また高さ50ｍの基壇部屋上階(地上11階)に一般利用も可能な眺望空間(屋上庭園やカフェラウンジ等)を整備。中之島を一望できる新たなビュースポットを創出。
引用元：「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」着工【大和ハウス工業】
フロア構成図
地下2階が駐車場、大阪メトロ淀屋橋駅と直結する地下1階～2階が商業店舗(約4,500㎡･約25～30店舗)、3階～9階が低層オフィス、11階が複合フロア(にぎわい施設･カンファレンス機能･眺望テラス･屋上庭園･カフェラウンジ等、12階～27階に高層オフィスというフロア構成。
現地の様子（2023年5月）
工事は2022年11月1日に着工した
10棟のビルを集約した大きな敷地が広がる
メインストリートの御堂筋に面したロケーション
複数の重機が入っているのが見える
この辺りには多数の飲食店があった
北面は土佐堀通に面している
東西方向にも南北方向にも広大な敷地
石原ビルディングなど10棟が建っていた
物件概要
| 名称 | 計画名：淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 |
|---|---|
| 所在地 | 地名地番：大阪市中央区北浜四丁目104番 住居表示：大阪市中央区北浜四丁目 |
| 用途 | 事務所・飲食店・物販店舗・サービス店舗他 |
| 敷地面積 | 7,206.23㎡ |
| 建築面積 | 5,169.89㎡ |
| 延床面積 | 132,331.56㎡ |
| 容積率対象面積 | 115,249.18㎡ |
| 高さ | 134.99m |
| 階数 | 地上29階・地下2階 |
| 構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造及び鉄骨造及び鉄筋コンクリート造 |
| 建築主 | 淀屋橋駅西地区市街地再開発組合 |
| 設計者 | 株式会社日建設計 一級建築士事務所 |
| 施工 | 株式会社大林組 大阪本店 |
| 着工 | 2022年(令和4年)11月1日 |
| 竣工予定 | 2025年(令和7年)12月 |
地図
建設場所は御堂筋と土佐堀通が交わる淀屋橋交差点の南西角。御堂筋を挟んだ東側では(仮称)淀屋橋プロジェクト(淀屋橋駅東地区都市再生事業)が進行している。最寄り駅は大阪メトロ御堂筋線･京阪本線の淀屋橋駅で、地下1階で直結される。
