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【淀屋橋】淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業(淀屋橋ツインタワー構想) 2022年6月

淀屋橋駅西地区市街地再開発組合、大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発が大阪市中央区北浜4丁目に建設を計画している淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業。既存の複数のビルの敷地を一体化し、大阪の国際競争力の強化に資するハイグレードなオフィスを整備する計画で、規模は地上28階建て、高さ約135m、延床面積約131,800㎡、2021年から解体工事に着手しており、全体竣工は2025年を予定している。

完成イメージ図

淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 完成イメージ図 02
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 完成イメージ図1
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 完成イメージ図 04
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 完成イメージ図2
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 完成イメージ図 03
御堂筋沿道のイメージ図
淀屋橋ツインビル(淀屋橋駅東地区&淀屋橋駅西地区)完成イメージ図 01
淀屋橋ツインタワー構想 完成イメージ図
左側が淀屋橋駅東地区、右側が淀屋橋駅西地区

引用元:『淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業』市街地再開発組合設立のお知らせ
引用元:市街地再開発事業|不動産ソリューション|関電不動産開発株式会社
引用元:大阪・淀屋橋ツインビル、東西で調和したデザインに【日本経済新聞】

外観は御堂筋の景観に調和するよう高層部をセットバックさせる構造。低層部(1階~2階)には御堂筋の玄関に相応しい商業店舗を導入し、上質なにぎわい空間を創出。オフィス部分はワンフロア貸室面積1,000坪超という大阪最大規模のオフィス空間を提供。また高さ50mの基壇部屋上階(地上11階)には一般利用も可能な眺望空間(屋上庭園やカフェラウンジ等)を整備し、中之島を一望できる新たなビュースポットを創出する。

位置図

淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 位置図
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 位置図

再開発区域内の既存ビルの内訳は石原ビルディング、大阪東銀ビル、住友生命淀屋橋ビル、ミズノ淀屋橋店ビル、白洋舎ビル、エイブルビル、江口淀屋橋ビル、K’S淀屋橋今西ビル、大川ビルなど10棟。大阪市内の一等地でこれだけ多数の地権者を含む土地の集約が行われるのは非常に珍しいケース。

現地の様子(2022年6月)

淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 2022年6月 01
建設予定地の北東側から撮影
街区全体で解体工事が進行している
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 2022年6月 02
建設予定地の東側から撮影
街区の東側にあった小規模ビルの解体はほぼ完了
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 2022年6月 03
建設予定地の南東側から撮影
大阪東銀ビル(1970年竣工)の解体が進んでいる
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 2022年6月 04
建設予定地の南西側から撮影
K’S淀屋橋今西ビルの解体が進んでいる
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 2022年6月 05
建設予定地西側の様子
全体が防護柵で覆われている
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 2022年6月 06
建設予定地の北西側から撮影
住友生命淀屋橋ビル(1967年完成)の解体工事が進む
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 2022年6月 07
現地の標示を撮影
解体工事は大林組が担当している
淀屋橋駅東地区&西地区 2022年6月
御堂筋と淀屋橋駅再開発地区
左側が淀屋橋駅東地区、右側が淀屋橋駅西地区
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 2021年10月 01
解体工事前の様子(2021年10月撮影)
石原ビルディングなど10棟が建っていた

物件概要

名称 淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業
所在地 大阪府大阪市中央区北浜四丁目1番他
用途 事務所・店舗・駐車場等
敷地面積 約7,200㎡
建築面積 約4,700㎡
延床面積 約131,800㎡
容積率対象面積 約115,200㎡
高さ 約135m
階数 地上28階
構造
建築主 淀屋橋駅西地区市街地再開発組合、大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発
設計者
施工
着工 2021年(令和3年)
竣工予定 2025年(令和7年)予定

地図

建設予定地は御堂筋の淀屋橋交差点南西角。日本銀行大阪支店から土佐堀川を挟んだ南側に位置する。新しいビルと大阪メトロ御堂筋線・京阪淀屋橋駅は地下階で直結される予定。御堂筋は長年に渡って再開発の足枷となっていた高さ制限の緩和が行われ、全域で再開発ラッシュとなっている。

公式資料および関連サイトなど

過去の取材記事リスト

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