南海電気鉄道が大阪市中央区難波千日前の南海不動産なんば第二ビルおよび南海なんば文化会館跡地に建設中のANA スカイコネクトなんば。完全歩行者空間化する「なんさん通り」に面した立地のテナントオフィスビルで、南海電鉄がANAファシリティーズへとマスターリースする。規模は地上9階建て、高さ43.75m、延床面積2,456.93㎡、2025年2月の竣工、同年春の開業を予定している。
完成イメージ図
ANA スカイコネクトのコンセプトは”空と地上、過去と未来、地域と日本全国や世界を「つなぐ」ビル“。「空のあんしんを地上にも」というANAファシリティーズの掲げるビジョンに基づき、様々な顧客とのつながりや専門性を活かした新たなオフィス展開に挑戦するとともに、日本全国と地域をつなぎ、「世界へ発信」することを目指すオフィスビルとなる。
ANAスカイコネクトでは「小さな部屋”CABIN”からチャレンジ企業・スタートアップ企業が事業を拡大し、世界に羽ばたく企業になって欲しい」という想いを込めたコンセプトスペース「ANA WORK CABIN(仮称)」を展開予定。2~5 人規模のシェアオフィスと入居テナントも利用できる時間貸しの貸会議室やリフレッシュスペースを構築する。
引用元:南海電鉄×ANAグループのオフィスビルがなんばに!「ANAスカイコネクトなんば」が2025年春開業!
フロア構成
フロア構成は1階が店舗「タリーズコーヒー」、2階がシェアオフィス「ANA WORK CABIN(仮称)」、3階~9階がテナントオフィスフロアとなる。
現地の様子(2024年4月)
物件概要
名称 | ANA スカイコネクトなんば 計画名:(仮称)難波千日前オフィスビル新築計画 |
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所在地 | 地名地番:大阪市中央区難波千日前1510-7、1510-11 住居表示:大阪市中央区難波千日前 |
用途 | 事務所・飲食店 |
敷地面積 | 439.82㎡ |
建築面積 | 325.42㎡ |
延床面積 | 2,456.93㎡ |
容積率対象面積 | 2,329.99㎡ |
高さ | 43.75m |
階数 | 地上9階 |
構造 | 鉄骨造 |
建築主 | 南海電気鉄道株式会社 |
設計者 | 浅井謙建築研究所株式会社 |
施工 | 株式会社イチケン 関西支店 |
着工 | 2023年(令和5年)12月初旬 |
竣工予定 | 2025年(令和7年)2月下旬 |
地図
建設場所はなんさん通りの難波中2交差点から北へ約50m。アクセスは南海本線のなんば駅から徒歩3分。その他、大阪メトロ各線の難波駅および近鉄線・阪神線の大阪難波駅、大阪メトロ各線・近鉄線の日本橋からも徒歩圏内。