大阪市中央区久太郎町2丁目の堺筋沿いにあったプロルート丸光大阪本店の解体工事が進んでいる。計画名は(仮称)中央区久太郎町PJ既存建物解体工事で、発注者は近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄不動産、九州旅客鉄道、長谷工コーポレーションの5社。総合衣料問屋のプロルート丸光は大阪本店及び第2駐車場を2017年3月に譲渡価格84億円で売却していた。敷地面積が約3,400㎡のまとまった土地であり、また発注者の顔ぶれを見るかぎり、超高層タワーマンションの開発を見越した解体工事である可能性が高いと思われる。
現地の様子(2019年9月)
地図
解体工事の場所は中央大通と堺筋が交差する久太郎町1交差点南西側の区画の南半分。最寄り駅は大阪メトロ中央線・堺筋線の堺筋本町駅で、古くから商都大阪の中心として栄えた船場地区に位置する。周辺ではオフィスビル等の跡地に超高層タワーマンションが建つ事例が増えている。