DMG森精機が奈良市三条本町の駐車場跡地に建設中の奈良商品開発センタ。デジタル・トランスフォーメーション(DX)構築と先進技術のための開発拠点とする計画で、DMG MORIグループでは最大の最先端研究開発センタとなる。規模は地上6階建て、高さ39.95m、延床面積12,732.39㎡、2022年2月の竣工、同年春の開所を予定している。
完成イメージ図

引用元:奈良商品開発センタ 新設のお知らせ【DMG MORI】
建物のデザインは建築家の隈研吾氏が担当。古都奈良と調和する建築をコンセプトに、メインエントランスはDMG森精機の金属加工技術による有機的な木目柄に切削されたアルミ材を用いる。オフィスフロアの他、1階~2階に機械、要素技術開発の実験センタ、6階に300席のカンファレンスセンタ、レストラン、カフェを配置する。
現地の様子(2021年4月)

東側は奈良県道754号(木津横田線)に面する

後ろにはJR奈良駅NKビルが建っている

基礎部分の構築が進んでいる

写真の左側にJR奈良駅がある

物件概要
名称 | 奈良商品開発センタ (Nara Product Development Center) 計画名:DMG森精機 奈良商品開発センター 新築工事 |
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所在地 | 地名地番:奈良市三条本町1002番2、1003番、1004番2 |
用途 | 事務所 |
敷地面積 | 3,624.65㎡ (開発面積3,624.65㎡) |
建築面積 | 2,401.44㎡ |
延床面積 | 12,732.39㎡ |
容積率対象面積 | – |
高さ | 39.95m |
階数 | 地上6階・地下1階 |
構造 | – |
建築主 | DMG森精機株式会社 |
設計者 | 一級建築士事務所 株式会社服部建築事務所 |
施工 | 株式会社淺沼組大阪本店 |
着工 | 2020年(令和2年)11月2日 |
竣工予定 | 2022年(令和4年)2月28日 |
開所予定 | 2022年(令和4年)春 |

地図
建設場所は奈良県道754号(木津横田線)の三綱田交差点から南へ約50m。JR奈良駅東口の目の前で、ロータリーのすぐ南側に位置する。
公式資料および関連サイトなど
- 奈良商品開発センタ 新設のお知らせ【DMG MORI】