九州旅客鉄道(JR九州)が大阪市中央区南本町1丁目の帝人ビルディング(帝人大阪本社)跡地に建設したMJR堺筋本町タワー。船場地区の中心に建つ地下鉄駅直結の超高層タワーマンションで、JR九州としては関西初進出。同社が高さ100mを超える超高層タワーマンションを手掛けるのも初となる。規模は地上37階建て、高さ137.5m、延床面積47,400㎡、総戸数437戸、2021年2月に竣工した。
完成イメージ図
引用元: 大阪市中央区の分譲マンション|MJR堺筋本町タワー【九州旅客鉄道】
デザインは船場エリアの歴史を汲み、「刺し子」の技法を取り入れた意匠を採用。外壁は薄いイエローをベースに、ブラックのアクセントを上手く使用し鮮烈な印象の外観に仕上げている。
フロア構成は3階~14階が賃貸マンションのRJR堺筋本町タワー(総戸数144戸)、15階~37階が分譲マンションのMJR堺筋本町タワー(総戸数296戸)となっており、エントランスも別々に用意されている。
建物外観(2021年10月撮影)
物件概要
名称 | MJR堺筋本町タワー 計画名:(仮称)大阪南本町タワー |
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所在地 | 大阪市中央区本町一丁目11番 |
用途 | 共同住宅(分譲・賃貸) |
敷地面積 | 2,844.46㎡ |
建築面積 | 1,920㎡ |
延床面積 | 47,400㎡ |
容積率対象面積 | 34,130㎡ |
高さ | 137.5m |
階数 | 地上37階・地下1階 |
構造 | RC造 |
建築主 | 九州旅客鉄道株式会社 |
設計者 | 株式会社INA新建築研究所 |
施工 | 西松建設株式会社 |
着工 | 2018年(平成30年)7月初旬 |
竣工 | 2021年(令和3年)2月 |
入居開始 | 2021年(令和3年)3月 |
地図
場所は中央大通と堺筋が交差する船場中央1交差点から東へ約150m。古くから繊維の街として栄えた船場地区に位置する。周辺は大規模なビジネス街となっているが、近年はオフィスの跡地に高層マンションやホテルなどが新築される事例が多い。最寄り駅は大阪メトロ中央線・堺筋線の堺筋本町駅で、1番出口および2番出口に直結している。
公式資料および関連サイトなど
- 大阪市中央区の分譲マンション|MJR堺筋本町タワー【九州旅客鉄道】