名古屋市がリニア中央新幹線の開業を見据え名古屋駅周辺で進めている名古屋駅駅前広場再整備。スーパーターミナル駅にふさわしい導線を確保する｢ターミナルスクエア｣の整備や、名古屋の新しい顔として生まれ変わる｢駅前広場｣などの設置を検討。2027年のリニア中央新幹線開通頃の完成を予定している。
整備の概要
現在はロータリー交差点や一般車降車場、タクシー乗降場によって駅前空間が狭くなっており、乗換や街の見通しが阻害されている。再整備プランではロータリー交差点の改良を行い、さらにモニュメント｢飛翔｣を撤去し広場を拡張。｢This is NAGOYA｣を感じる新たな象徴的な空間形成を目指す。
解体後のモニュメント｢飛翔｣は、ささしまライブ駅南東側、中川運河堀止船だまり北側の名古屋高速2号東山線高架下のスペースに再構築される予定となっている。
完成イメージ図
JR名古屋駅東側には設けられる｢ターミナルスクエア｣は3ヶ所に分けて整備される。完成後は開放的で直線的な見通しや導線が確保され、街並みを一望できるとともに、JR･地下鉄･名鉄･近鉄の相互乗換空間を覆う大屋根等によって快適な移動が可能となる。
引用元：名古屋駅駅前広場の再整備プラン(中間とりまとめ)【名古屋市】
現地の様子（2022年9月）
飛翔の撤去工事はほぼ完了している
