三菱地所・パルコ・日本郵政不動産・明治安田生命保険・中日新聞社の5社が名古屋市中区錦3丁目の栄広場跡地に建設中の(仮称)錦三丁目25番街区計画。オフィス、ホテル、シネコン、商業施設から構成される超高層複合ビルで、規模は地上41階建て、高さ211.7m、延床面積109,679.74㎡、ホテル客室数170室、2026年3月の竣工、同年夏の開業を予定している。
完成イメージ図
再開発ビルは名古屋の新たなランドマークとなるシンボルタワーに相応しいシンボリックな外観。完成時には栄エリアでは最も高いビルとなり、中部電力MIRAI TOWER(旧名古屋テレビ塔)の高さ(180m)を超える。
低層部にはパルコが手掛ける新商業施設が入居。ファサード部分は舞台の幕があがる様子を表現する。
高層階には米ヒルトンのラグジュアリーブランド、コンラッド名古屋が進出。計170室の客室(スイートルーム29室)は、スタンダード客室で約50㎡と名古屋地区で最大級の広さを誇る。
中層階には総貸付面積約25,000㎡のオフィスフロアを整備。12階には3層吹き抜けのスカイロビーを設ける。
5~9階には栄エリア初となるシネコン「TOHOシネマズ」が入居。最新の設備機器を導入した本格的なシネマコンプレックスとなる。
引用元:(仮称)錦三丁目25番街区計画 着工【三菱地所】
フロア構成
再開発ビルは区分所有建物となり、低層部はパルコが所有、中・高層部は三菱地所・日本郵政不動産・明治安田生命保険・中日新聞社が共有し賃貸する。
現地の様子(2022年9月)
物件概要
名称 | 計画名:(仮称)錦三丁目25番街区計画 |
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所在地 | 地名地番:名古屋市中区錦3丁目2501番1、2501番2、2514 住居表示:名古屋市中区錦3丁目25 |
用途 | ホテル・オフィス・シネコン・商業・駐車場 |
敷地面積 | 4,866.40㎡ |
建築面積 | 4,620.07㎡ |
延床面積 | 109,679.74㎡ |
容積率対象面積 | – |
高さ | 211.700m |
階数 | 地上41階・地下4階 |
構造 | 鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 |
建築主 | 三菱地所株式会社・株式会社パルコ・日本郵政不動産株式会社・明治安田生命保険相互会社・株式会社中日新聞社 |
設計者 | 株式会社三菱地所設計・株式会社竹中工務店 |
施工 | 株式会社竹中工務店 |
着工 | 2022年(令和4年)7月1日 |
竣工予定 | 2026年(令和8年)3月 |
開業予定 | 2026年(令和8年)夏 |
地図
建設場所は広小路通と大津通の栄交差点北東角。南側に名古屋三越(再開発予定)、西側にサンシャインサカエ、南西側にメルサ栄本店等がある繁華街の中心地にあたる。最寄り駅は名古屋市営地下鉄東山線・名城線の栄駅で、サカエチカ(地下街)を経由して直結する。
公式資料および関連サイトなど
- (仮称)錦三丁目25番街区計画 着工【三菱地所】
- 名古屋・栄に「コンラッド名古屋」2026 年開業予定【三菱地所】
- 栄地区まちづくりプロジェクト【名古屋市】