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【栄】オリエンタルビル 名古屋栄三越建替計画 2022年9月

オリエンタルビル株式会社は名古屋栄三越(三越名古屋栄店)が入居するオリエンタルビルを建て替える構想を発表した。1954年に開業したオリエンタル中村百貨店を起源とする同ビルは築68年を経て老朽化が目立っていた。想定している規模は、地上34階建て、高さ約180m、延床面積約130,000㎡、2024年をめどに計画を固め、2029年の竣工を予定している。

完成イメージ図

構想では名古屋市の都市再生特別地区の指定を目指し、容積率が1.5倍に拡張されることを前提としている。フロア構成は、低層階に三越などの商業施設、中層階に国際会議を開くコンベンションホール、高層階に高級ホテルなどの誘致を検討している。

名古屋栄三越建替計画 完成イメージ図 01
名古屋栄三越建替計画 完成イメージ図1
名古屋栄三越建替計画 完成イメージ図 02
名古屋栄三越建替計画 完成イメージ図2
名古屋栄三越建替計画 完成イメージ図 03
名古屋栄三越建替計画 完成イメージ図3

引用元:名古屋栄に高層ビル群 180メートル新三越ビルで街一変【日本経済新聞】

イメージ図には現在の名古屋栄三越の形状を継承した低層部の上に方形の中層部、そしてガラスカーテンウォールを採用した高層部が描かれている。久屋大通公園と直結する歩行者デッキの設置も検討されているようだ。

現地の様子(2022年9月)

名古屋栄三越建替計画 2022年9月 01
名古屋栄三越を北西側から撮影
東側では中日ビルの建替え工事が進行している
名古屋栄三越建替計画 2022年9月 02
名古屋栄三越を西側から撮影
外壁のリニューアルにより古さはあまり感じられない
名古屋栄三越建替計画 2022年9月 03
名古屋栄三越を北東側から撮影
(仮称)錦三丁目25番街区計画 2022年9月 05
北側では(仮称)錦三丁目25番街区計画(高さ211m)が建設中
周辺は将来的に高層ビル街へと変貌する

物件概要

名称 計画名:名古屋栄三越建替計画 (当サイトによる暫定名称)
所在地 名古屋市中区栄3丁目5-1
用途 商業施設・コンベンションホール・ホテル
敷地面積 約8,000㎡
建築面積
延床面積 約130,000㎡
容積率対象面積
高さ 約180m
階数 地上34階・地下4階
構造
建築主 オリエンタルビル株式会社
設計者
施工
着工
竣工予定 2029年(令和11年)

地図

再開発予定地は広小路久屋西交差点の南西角。西側にメルサ栄本店、南側にラシック等がある栄エリアの中心に位置する。最寄り駅は名古屋市営地下鉄東山線・名城線の栄駅で、サカエチカ(地下街)と直結している。

公式資料および関連サイトなど

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