中部日本ビルディングが名古屋市中区栄4丁目に建設中の中日ビル。共同事業者に中日新聞社、プロジェクトマネジメント支援に三菱地所が参画し、同地にあった旧中日ビルを、オフィス・ホテル・商業施設・ホールなどで構成される超高層複合ビルへと建て替える計画で、規模は地上33階建て、高さ158.877m、延床面積117,267㎡、2023年7月の竣工、2024年春の開業を予定している。
完成イメージ図
新ビルの低層部は旧中日ビルの外装エッセンスを踏襲したもの。セットバックされた中高層部は格子状フレームをまとったシンボリックな外観。低層部の屋上には久屋大通公園を一望できる屋上広場が整備される。
引用元:(仮称)新中日ビル新築工事着工について【中部日本ビルディング】
フロア構成
フロア構成は、地下1階~地上3階に商業施設(物販・飲食フロア)、4階~5階に集客・来店型オフィス、6階に多目的ホール(約600席)・会議室、7階に屋上広場および飲食フロア、9階~22階に栄地区最大規模となるオフィスフロア(ワンフロア約2,300㎡、総面積約32,000㎡)、24階~32階にロイヤルパークホテルズの宿泊主体型ホテル(約250室)、地下3階~地下2階には駐車場が設置される。
現地の様子(2022年9月)
物件概要
名称 | 中日ビル 計画名:(仮称)中日ビル建替計画 |
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所在地 | 地名地番:名古屋市中区栄四丁目101番、105番3、106番、107番、108番、109番、110番及び111番 |
用途 | 事務所・ホテル・店舗・駐車場 |
敷地面積 | 6,862.35㎡ |
建築面積 | 5,952.71㎡ |
延床面積 | 117,267.00㎡ |
容積率対象面積 | – |
高さ | 158.877m |
階数 | 地上33階・地下5階 |
構造 | 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 |
建築主 | 中部日本ビルディング株式会社 |
設計者 | 株式会社竹中工務店 名古屋一級建築士事務所 |
施工 | 株式会社竹中工務店 名古屋支店 |
着工 | 2021年(令和3年)2月1日頃 |
竣工予定 | 2023年(令和5年)7月31日 |
地図
建設場所は久屋大通と広小路通が交差する広小路久屋東交差点の南東角。周辺は名古屋を代表する栄地区の繁華街で、西側に久屋大通公園、北側にオアシス21がある。最寄り駅は各線の栄駅で、12番出口または13番出口から徒歩すぐ。