西尾レントオールが大阪市住之江区南港北1丁目の駐車場跡地に建設した大阪咲洲R&D国際交流センター。 業務・研修所・宿泊施設・商業施設・産学交流スペース・展示場・MICE関連施設などが入る大型複合展示施設で、2023年3月に竣工、同年7月3日より稼働を開始した。
施設配置
施設は西側のA-1敷地にA棟(オフィス・研究棟)、隣接するA-2敷地に咲洲モリーナ(展示場)、東側のB敷地にB棟(オフィス・研究棟)が配置される。各施設はコスモスクエア駅および大阪府咲洲庁舎方面から続く歩行者デッキを通じて接続される。
規模はA棟が地上5階建て、高さ25.34m、延床面積9,159㎡。B棟が地上2階建て、高さ17.2m、延床面積9,918㎡。咲洲モリーナが平屋建て、高さ約12m、延床面積1,356㎡。
引用元:西尾レントオールR&D国際交流センターが7月3日より本格始動
完成イメージ図
A棟は5階建てのビルで、NISHIOグループのショールームの機能を兼ねたロビー、歩行者デッキ沿いに開かれたとラウンジ、200人規模の研修施設、研究開発施設、社内外の研修参加者や見学者向けの宿泊室、西尾レントオール本社・営業本部機能の一部を備えるオフィスで構成される。
B棟は2階建てのビルで、コスモスクエア駅からペデストリアンデッキで直結するロビー、木造モジュール事業を中心に、2025年大阪・関西万博のサポートを推進する研究開発施設、西尾レントオールの本社機能の一部を担うオフィスで構成される。
咲洲モリーナは国産の杉を使ったCLTパネル64枚で構成される国内最大級の木造無柱空間(梁間38m×桁間35m、最高高さ約12m)で、新しい展示会やイベントを生み出すイノベーションの場として展開する。
引用元:都市の余白にアートの力を ~西尾レントオールは建設現場仮囲いへアート掲出を行います!~
建物外観(2023年6月撮影)
A棟
B棟
咲洲モリーナ
物件概要
A棟
名称 | 大阪咲洲R&D国際交流センター A棟 計画名:(仮称)西尾レントオールR&D国際交流センター計画 A敷地 |
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所在地 | 大阪市住之江区南港北1丁目12-75 |
用途 | 事務所・研究開発施設・研修施設・寄宿舎 |
敷地面積 | 12,921.25㎡ |
建築面積 | 3,697.00㎡ |
延床面積 | 9,159.00㎡ |
容積率対象面積 | 9,159.00㎡ |
高さ | 23.34m |
階数 | 地上5 階・地下0階 |
構造 | S造 |
建築主 | 西尾レントオール株式会社 |
設計者 | 株式会社IAOプランニング&デザイン |
施工 | 株式会社大林組 大阪本店 |
着工 | 2021年(令和3年)10月上旬 |
竣工 | 2023年(令和5年)3月下旬 |
B棟
名称 | 大阪咲洲R&D国際交流センター B棟 計画名:(仮称)西尾レントオールR&D国際交流センター計画 B敷地 |
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所在地 | 大阪市住之江区南港北1丁目11-55 |
用途 | 事務所・研究開発・展示施設・研修施設 |
敷地面積 | 20,116.23㎡ |
建築面積 | 8,853.00㎡ |
延床面積 | 9,918.00㎡ |
容積率対象面積 | 9,918.00㎡ |
高さ | 17.2m |
階数 | 地上2 階・地下0階 |
構造 | S造 |
建築主 | 西尾レントオール株式会社 |
設計者 | 株式会社IAOプランニング&デザイン |
施工 | 株式会社大林組 大阪本店 |
着工 | 2021年(令和3年)10月上旬 |
竣工 | 2023年(令和5年)3月下旬 |
地図
場所は大阪市道南港北1号線の大阪府咲洲庁舎北交差点南東側。西側に大阪府咲洲庁舎(コスモタワー)やATC(アジア太平洋トレードセンター)、北側に森ノ宮医療大学のキャンパスがある。最寄り駅は大阪メトロ中央線のコスモスクエア駅で、4番出口から徒歩4~5分。またニュートラム南港ポートタウン線のトレードセンター前駅からも徒歩6分の立地。