大阪市と大阪港トランスポートシステムは、両者が所有する咲洲コスモスクエア地区の複数区画の土地を複合一体開発する事業者を公募、2018年1月に事業者としてアーク不動産を選定した。参加企業は1者のみだが、売却対象予定地のすべてを含めた計画で、バランスの良い施設構成の提案内容が評価されたものと思われる。先行開発として分譲マンションの大阪ベイレジデンスが2021年1月に竣工している。
完成イメージ図
引用元:咲洲コスモスクエア地区 複合一体開発用地売却に関する開発事業者募集プロポーザルにかかる事業予定者を決定しました【大阪市報道発表資料】
引用元:【公式】「大阪ベイレジデンス」
計画概要
コスモスクエア駅に直結した区画④ではホテルと店舗を含む22階建ての高層複合ビル、大阪出入国在留管理局 に隣接する区画③では約300戸の分譲マンションを2棟、もと大阪フードアウトレット跡地②では2階建ての店舗を3棟、金剛学園に隣接する区画①では1階建ての店舗5棟を提案している。
画地 | 用途 | 建物規模 | 着工(予定) | 竣工(予定) |
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1 | 店舗(飲食) スポーツ施設 | 5棟、1階、延床面積約2,000㎡ | 2023年度 | 2024年度 |
2 | 店舗(物販、飲食) | 3棟、2階、延床面積約6,600㎡ | 2021年度 | 2022年度 |
3 | 共同住宅(分譲) | 2棟、15階、約300戸・約300戸 (合計約600戸) | (1期)2018年度 (2期)2019年度 | (1期)2021年度 (2期)2022年度 |
4 | 複合ビル(ホテル、店舗) | 1棟、22階、約600室 | 2025年度 | 2027年度 |