神戸市は2019年度より中央区三宮町1丁目の複合施設 さんセンタープラザの再整備に向けた調査に着手している。同施設は築40年以上で建物の老朽化や耐震強度不足が指摘されており、三宮再整備基本構想では「将来的に建て替えることが望ましい」と位置付けられている。
位置図&現在のフロア構成
引用元:
都心三宮の再整備について【神戸市】
株式会社神戸さんセンタープラザ
さんセンタープラザは1970年代に完成した大型複合ビルで、「さんプラザ」、「センタープラザ」、「センタープラザ西館」の3棟で構成されている。総敷地面積は約15,800㎡、総延床面積は約130,000㎡、内部には小売店や飲食店、事務所など約670の区画がある。区分所有者約400人および出店者約400人と関係権利者は約800人に上り、再開発への合意形成には相当な時間がかかるものと思われるが、実現すれば三宮再整備計画の中でも最大級のプロジェクトとなるに違いない。
現地の様子(2021年5月)
地図
場所は中央幹線沿い、三宮駅の西側に位置する。JR三ノ宮駅、阪急・阪神・地下鉄・ポートライナー三宮駅から徒歩約3分、地下鉄海岸線三宮・花時計前駅から徒歩約1分。