摂津市が千里丘1丁目のJR千里丘駅西側一帯で整備を計画している千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業。商業施設を併設する超高層棟(I街区)と商業棟(II街区)、駅前広場からなる複合開発で、規模はI街区が地上35階建て、高さ127.3m、延床面積約46,860㎡、総戸数345戸、II街区が地上5階建て、高さ30.65m、延床面積約2,970㎡、事業施行期間は2027年3月31日までとなっている。
完成イメージ図
摂津市は民間事業者のノウハウを積極的に活用するため、2020年8月、大和ハウス工業、JR西日本不動産開発、住友不動産、関電不動産開発、大林組からなる共同企業体を事業協力者として決定、提案イメージを公表した。






引用元:千里丘駅西地区市街地再開発事業【摂津市】
位置図


引用元:千里丘駅西地区市街地再開発事業【摂津市】
まちづくりのコンセプトは『つなぐ「わ」、広げる「わ」、育む「わ」』。JR千里丘駅西口前にロータリーと駅前広場(まちかど広場)、敷地を東西に貫くシンボルロード(区画道路1号線)と呼ばれる道路と歩行者空間を整備。敷地南側(I街区)には低層部に商業施設を併設する地上35階建ての超高層住宅棟(ランドマーク)を配置。I街区の西側には地上3階建ての駐車場棟を配置。敷地北側(II街区)には地上5階建ての商業棟を配置する。またI街区とJR千里丘駅およびフォルテ摂津を結ぶ連絡通路を設置する。
現地の様子(2021年6月)

駅舎から再開発ビルへの連絡通路が延伸される

馬渕教室の場所が駅前広場(まちかど広場)となる

この辺りにタクシー乗降場等のロータリーが整備される


現在は駐車場や密集市街地となっている

この角の部分が駐車場棟の建設予定地

この場所をシンボルロードが貫くことになる

現在は北おおさか信用金庫 千里丘支店が建っている
物件概要
名称 | 計画名:千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業 |
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所在地 | 大阪府摂津市千里丘一丁目7番、8番、9番、10番の全部、 摂津市千里丘一丁目5番の一部 |
用途 | [I街区] 共同住宅(345戸)・商業・業務・駐車場 [II街区] 商業・業務 |
敷地面積 | [I街区] 約6,220㎡ [II街区] 約1,050㎡ |
建築面積 | [I街区] 約4,890㎡ [II街区] 約580㎡ |
延床面積 | [I街区] 約46,860㎡ [II街区] 約2,970㎡ |
容積率対象面積 | [I街区] 約30,960㎡ [II街区] 約2,880㎡ |
高さ | [I街区] 127.3m [II街区] 30.65m |
階数 | [I街区] 地上35階・地下0階(高層棟)・地上3階・地下0階(駐車場棟) [II街区] 地上5階・地下0階 |
構造 | [I街区] 鉄筋コンクリート造(高層棟)・鉄骨造(駐車場棟) [II街区] 鉄骨造 |
建築主 | 摂津市 事業協力者:大和ハウス工業・JR西日本不動産開発・住友不動産・関電不動産開発・大林組JV |
設計者 | – |
施工 | – |
事業施行期間 | 2021年(令和3年)6月30日~2027年(令和9年)3月31日 |
地図
建設予定地はJR千里丘駅の西側一帯。南側を府道正雀停車場線、西端を府道大阪京都高槻線に囲まれたエリアで、現在は複雑に入り組んだ密集市街地となっている。
公式資料および関連サイトなど
- 千里丘駅西地区市街地再開発事業【摂津市】