西日本旅客鉄道(JR西日本)は2013年から進めている大阪環状線改造プロジェクトにおいて、大阪市港区波除3丁目にあった交通科学博物館跡地の再開発を検討している。現時点で詳細は不明だが、交通結節機能の向上や、広域からの集客を視野に入れた駅整備との一体開発となる模様で、2019年2月には2021年までの暫定施設として「べんてんひろば」がオープンした。
位置図
引用元:弁天町駅「賑わい」が集う施設をオープンします。【JR西日本】
交通科学博物館跡地はJR大阪環状線弁天町駅の高架下を含む約9,600㎡の敷地。2021年までの暫定施設として2019年2月にオープンした「べんてんひろば」は、スポーツエリア(約2,600㎡)、イベントエリア(約1,000㎡)の2つに分かれており、スポーツエリアにはテニススクールやボルダリング施設、イベントエリアでは、毎月3回程度フリーマーケットを開催する。残りの約6,000㎡はコインパーキングとして運用されている。
現地の様子(2021年3月)
地図
開発予定地は中央大通と国道43号線の弁天町駅前交差点北東側。JR大阪環状線弁天町駅の高架下一帯に位置する。国道43号線を挟んで西側に高層複合施設の大阪ベイタワー(旧オーク200)があり、アートホテル大阪ベイタワーや空庭温泉大阪ベイタワーなどの集客施設がある。