南海電鉄、双日、日本政策都市銀行の3社によって設立された「なんば開発特定目的会社」が大阪市浪速区難波中2丁目の駐車場跡地に建設中の(仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画。株式会社ニッピの所有地を南海電鉄が賃借しオフィスビルを建設する計画で、規模は地上14階建て、高さ58.35m、延床面積19,685.39㎡、2023年1月の竣工を予定している。
完成イメージ図
引用元:難波中二丁目におけるオフィスビル開発について【南海電気鉄道他】
建物は壁面緑化が施された基壇部と高層部で構成。グレー基調の低層部や凹凸のついた白色のマリオンなど、全体的な外観デザインはA敷地のセンタラグランドホテル大阪と統一感のあるデザイン。なんばパークスから続くペデストリアンデッキに面した2階部分に店舗、3~5階に駐車場、6階~14階がオフィスフロアを配置する。
位置図
ヤマダ電機 LABI1なんばの東側に隣接する広大な敷地で開発が進められている(仮称)難波中二丁目開発計画では、A敷地に地上34階建て、高さ141.56mのセンタラグランドホテル大阪、B敷地に本計画、C敷地に地上9階建ての(仮称)ホテル京阪 なんば グランデの建設が計画されており、南海ターミナルビル近接ゾーンにおける都市機能の充実を図ると共に、「グレーターなんば」の創造に向けてエリア全体の魅力向上を目指している。
現地の様子(2022年1月)
物件概要
名称 | 計画名:(仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画 |
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所在地 | 地名地番:大阪市浪速区難波中二丁目21番2 |
用途 | 事務所・店舗・駐車場 |
敷地面積 | 2,505.78㎡ |
建築面積 | 2,179.47㎡ |
延床面積 | 19,685.39㎡ |
容積率対象面積 | 15,023.98㎡ |
高さ | 58.35m |
階数 | 地上14階・地下0階・塔屋1階 |
構造 | 鉄骨造 |
建築主 | なんば開発特定目的会社 |
設計者 | 大成建設株式会社一級建築士事務所 |
施工 | 大成・南海辰村特定建設工事共同体 |
着工 | 2020年(令和2年)11月16日 |
竣工予定 | 2023年(令和4年)1月10日 |
地図
建設地はパークス通りの敷津東1交差点から東へ約110m。南海電鉄の大型商業施設 なんばパークスの南側に位置する。西側にはヤマダ電機LABI1なんば、南側にクボタ本社ビルやなんば住宅博などがある。最寄り駅は南海なんば駅、および大阪メトロ各線の難波駅、近鉄・阪神 大阪難波駅、JR難波駅など。
公式資料および関連サイトなど
- 難波中二丁目におけるオフィスビル開発について【南海電気鉄道他】
- 当社なんば地区所有地B敷地(南西側)の開発について【ニッピ】