センタラ･ホテル＆リゾート、大成建設、関電不動産開発の3社で構成される｢Centara Osaka 特定目的会社｣がなんばパークス南側の駐車場跡地(ニッピ所有地)に建設したセンタラグランドホテル大阪。タイの高級ホテルブランドが手掛ける日本初進出のラグジュアリーホテルで、規模は地上34階建て、高さ141.56ｍ、延床面積39,131.08㎡、客室数515室、2023年3月に竣工、2023年7月1日に開業した。
完成イメージ図
外観はシックなデザインの低層部、シンプルながらスタイリッシュな中層部、ガラスウォールによる複雑で特徴的なデザインの高層部で構成、ハイエンドホテルに相応しいデザイン性の高い外観となる。
引用元：
難波中二丁目における開発について【大成建設】
新街区「なんばパークス サウス」が誕生！【南海電鉄他】
内観イメージ図
センタラグランドホテル大阪はスイートやコネクティングルームを含む515室の客室とクラブラウンジ、本格的なタイ式のスパ、大阪を一望できるスカイイベントルームなど、充実した設備を備える。
館内には伝統的なタイ料理や特製シーフード、本格的なステーキ、燻製料理を提供する8つのレストランとバーが入る。最上階には大阪の絶景を眺めながら食事を楽しめるルーフトップレストラン｢クルードデッキ｣がオープンする。
引用元：「センタラグランドホテル大阪」タイの高級ホテルが日本初上陸、33階建＆絶景レストラン
なんばパークスサウス
なんばパークスサウスは、センタラグランドホテル大阪(本計画)、地上14階建て、高さ58.35mのパークス サウス スクエア、地上9階建てのホテル京阪 なんば グランデの3棟で構成される。なんばエリアにこれまで存在しなかった機能を新たに備えることで、観光やビジネスなどの拠点としてエリア全体の価値向上、地域経済の活性化を目指す。
建物外観（2024年4月撮影）
なんばパークスの2階デッキと直結する
オーガニックな低層部と近未来的な高層部
階段状に屋上緑化が施されている
右側の建物はパークス サウス スクエア
凹凸のある外壁と透明感のあるガラスウォールが美しい
曲線を取り入れたガラス張りのデザイン
写真の右側がなんばパークス
敷地東側の高架沿いには遊歩道が設けられている
南海電鉄の高架下にはなんばEKIKANがある
3棟のビルの配色が統一されている
物件概要
| 名称 | センタラグランドホテル大阪 計画名：(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪市浪速区難波中2丁目11-50 |
| 用途 | ホテル(515室)･飲食店･駐車場 |
| 敷地面積 | 4,404.72㎡ |
| 建築面積 | 3,600.83㎡ |
| 延床面積 | 39,131.08㎡ |
| 容積率対象面積 | 35,151.15㎡ |
| 高さ | 141.56m |
| 階数 | 地上34階・塔屋1階 |
| 構造 | 鉄骨造 一部CFT造 |
| 建築主 | Centara Osaka 特定目的会社 |
| 設計者 | 大成建設株式会社一級建築士事務所 |
| 施工 | 大成建設株式会社 関西支店 |
| 着工 | 2020年(令和2年)4月1日 |
| 竣工 | 2023年(令和5年)3月31日 |
| 開業 | 2023年(令和5年)7月1日 |
地図
場所はパークス通りの敷津東1交差点から北東へ約100m。なんばパークスの南側に位置する。西側にはヤマダ電機 LABI1 LIFE SELECT なんば、南側にクボタ本社ビルやなんば住宅博などがある。アクセスは南海なんば駅から徒歩約6分。その他、大阪メトロ御堂筋線･四つ橋線･千日前線の難波駅、近鉄線･阪神線の大阪難波駅、JR難波駅、大阪メトロ御堂筋線･四つ橋線の大国町駅、大阪メトロ堺筋線の恵美須町駅などから徒歩圏内となる。
公式資料および関連サイトなど
宿泊予約
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