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【京橋】イオン京橋店跡地再開発の状況 2022年8月

JRおよび京阪電鉄の京橋駅に隣接するイオン京橋店跡地では3~4年後の開業を目指して大規模な再開発が計画されている。敷地面積は全体で約15,000㎡。計画地一帯は2017年8月に都市再生緊急整備地域に指定されており、オフィスを併設した大型のショッピングモールになるとの情報が出ている。

位置図

イオン京橋店は1971年にダイエー京橋店として開業。ピーク時には国内のスーパーで売上高日本一を達成したこともある老舗の大型店だった。しかし京橋駅周辺の再開発の遅れや郊外型ショッピングモールの台頭、さらに施設の老朽化が進み売上高は低迷。2019年9月末をもって閉店した。

京橋駅周辺公共空間再編 位置図
京橋駅周辺地域 位置図

2021年9月、大阪市都市計画局はイオン京橋店跡地の周辺(JR西日本京橋電車区、三井のリパーク京橋駅西跡地など)における公共空間再編の方向性及び利活用方策に関する検討調査業務の公募型プロポーザルを実施。都市再生緊急整備地域大阪城公園周辺地域の国際競争力強化に向けた現状分析を行うとともに、京橋駅周辺における街づくりのコンセプトやJR東西線の地下化ルート等を勘案した公共施設のあり方及び土地利用の方向性並びに同エリアのめざすべき将来像の検討を行うことを目的としている。

引用元:京橋駅周辺における公共空間再編の方向性及び利活用方策に関する検討調査業務委託【大阪市都市計画局】

現地の様子(2022年8月)

イオン京橋店跡地再開発 2022年8月 01
建設予定地の北側から東方向を撮影
JR京橋駅との間にはJR西日本の変電所がある
イオン京橋店跡地再開発 2022年8月 02
建設予定地の北側から西方向を撮影
完全に更地化が完了している
イオン京橋店跡地再開発 2022年8月 03
イオン京橋店2階と繋がっていた歩道橋の様子
イオン京橋店跡地再開発 2022年8月 04
JR京橋駅西口への仮設通路
イオン京橋店跡地再開発 2022年8月 05
建設予定地の西側は暫定的に駐車場が整備された
名称はタイムズ大阪京橋駅前
イオン京橋店跡地再開発 2022年8月 06
大阪城京橋プロムナードから東方向を撮影
敷地の約半分が駐車場となっている
イオン京橋店跡地再開発 2022年8月 07
建設予定地の西側を拡大
敷地西側が先行開発される可能性がある
イオン京橋店跡地再開発 2022年8月 08
敷地右側に地下化が検討されているJR東西線の線路
イオン京橋店跡地再開発 2022年8月 09
駐車場部分を南側から撮影
イオン京橋店跡地再開発 2022年8月 10
更地となっている部分の南側から撮影
仮設通路が壁となって敷地の様子は見えない
イオン京橋店跡地再開発 2022年8月 11
再開発が検討されているJR西日本京橋電車区
西側にあった三井のリパーク跡地も更地化している

地図

建設予定地は一日あたりの乗降客数約46万人を誇る大阪市東部のジャンクション駅として知られるJR京橋駅および京阪京橋駅に隣接。南側には高層ビルが建ち並ぶ副都心のOBP(大阪ビジネスパーク)があり、再開発は駅北側の繁華街とOBPを結ぶ導線上の非常に重要な位置付けとなる。

公式資料および関連サイトなど

過去の取材記事リスト

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