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【京橋】イオン京橋店跡地再開発の状況 2021年10月

JR・京阪京橋駅に隣接するイオン京橋店跡地では4~5年後の開業を目指して大規模な再開発が計画されている。敷地面積は全体で約15,000㎡。計画地一帯は2017年8月に都市再生緊急整備地域に指定されており、オフィスを併設した大型のショッピングモールになるとの情報が出ている。

位置図

イオン京橋店は1971年にダイエー京橋店として開業。ピーク時には国内のスーパーで売上高日本一を達成したこともある老舗の大型店だった。しかし京橋駅周辺の再開発の遅れや郊外型ショッピングモールの台頭、さらに施設の老朽化が進み売上高は低迷。2019年9月末をもって閉店した。

京橋駅周辺公共空間再編 位置図
京橋駅周辺地域 位置図

2021年9月、大阪市都市計画局はイオン京橋店跡地の周辺(JR西日本京橋電車区、三井のリパーク京橋駅西跡地など)における公共空間再編の方向性及び利活用方策に関する検討調査業務の公募型プロポーザルを実施。都市再生緊急整備地域大阪城公園周辺地域の国際競争力強化に向けた現状分析を行うとともに、京橋駅周辺における街づくりのコンセプトやJR東西線の地下化ルート等を勘案した公共施設のあり方及び土地利用の方向性並びに同エリアのめざすべき将来像の検討を行うことを目的としている。

引用元:京橋駅周辺における公共空間再編の方向性及び利活用方策に関する検討調査業務委託【大阪市都市計画局】

現地の様子(2021年10月)

イオン京橋店跡地再開発 2021年10月 01
大阪城京橋プロムナードから東方向を撮影
解体工事は完了し、広大な更地となっている
イオン京橋店跡地再開発 2021年10月 02
大阪城京橋プロムナードから東方向を撮影
右側に地下化が検討されているJR東西線が見える
イオン京橋店跡地再開発 2021年10月 03
建設予定地内を通るJR京橋駅西口への仮設通路
イオン京橋店跡地再開発 2021年10月 04
建設予定地の北西側から撮影
上に架かるのは大阪城京橋プロムナード
イオン京橋店跡地再開発 2021年10月 05
建設予定地の北西側から撮影
敷地西側にはかつて立体駐車場があった
イオン京橋店跡地再開発 2021年10月 06
JR京橋駅西口への仮設通路の入口
イオン京橋店跡地再開発 2021年10月 07
建設予定地の北側から東方向を撮影
左側にJR大阪環状線の京橋駅が見える
イオン京橋店跡地再開発 2021年10月 09
イオン京橋店2階と繋がっていた歩道橋の現況
イオン京橋店跡地再開発 2021年10月 08
建設予定地の北側から西方向を撮影
イオン京橋店跡地再開発 2021年10月 10
再開発が検討されているJR西日本京橋電車区
イオン跡地との一体開発となれば相当な規模になるだろう
イオン京橋店跡地再開発 2021年10月 11
三井のリパークJR京橋駅西跡地
こちらも閉鎖され更地となっている

地図

建設予定地は一日あたりの乗降客数約46万人を誇る大阪市東部のジャンクション駅として知られるJR京橋駅および京阪京橋駅に隣接。南側には高層ビルが建ち並ぶ副都心のOBP(大阪ビジネスパーク)があり、再開発は駅北側の繁華街とOBPを結ぶ導線上の非常に重要な位置付けとなる。

公式資料および関連サイトなど

過去の取材記事リスト

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