西日本旅客鉄道(JR西日本)が大阪市北区大深町の旧梅田貨物駅跡地に建設中のうめきたグリーンプレイス。大阪駅(うめきたエリア)の地上部に商業施設や駅前広場などを整備する計画で、規模は地上3階建て、高さ20.3m、延床面積9,218.02㎡(店舗面積約3,750㎡)、2025年春の全面開業を予定している。
ロゴマーク
うめきたグリーンプレイスは、吹田グリーンプレイス(大阪府吹田市)、甲子園口グリーンプレイス(兵庫県西宮市)、夙川グリーンプレイス(兵庫県西宮市)に続く、グリーンプレイスシリーズ第4弾となる。
位置図
設置場所はJR大阪駅(ノースゲートビルディング)の北西側、グラングリーン大阪(うめきた2期)の南東側に位置する。道路を挟んだ南側にはイノゲート大阪が建設中で、それぞれ大阪ステーションシティの一角を構成する。
フロア構成
大阪駅(うめきたエリア)地上出口に直結する1階には、駅利用者のクイックニーズを満たす物販店舗や、隣接するうめきた公園の利用者に向けた食物販店舗を展開。JR大阪駅と歩行者デッキで接続される2階には、周辺オフィスワーカーや来街者が気軽に利用できる都市型フードコートやカフェなどの飲食店舗等を展開。最上階の3階には、緑豊かな開放的な空間を活かした、こだわりのビストロやイタリアン、バーなどの上質な飲食店を展開する。
完成イメージ図
建物は吹き抜け空間とテラス部分を持つ開放的な設計で、南西側には車寄せやロータリーが設置される。うめきた公園との連続性を重視した施設構成で、2階レベルでJR大阪駅(ノースゲートビルディング)、地下レベルでイノゲート大阪と接続する。
引用元:大阪駅(うめきたエリア)地上部開発 施設名称を「うめきたグリーンプレイス」に決定【JR西日本】
現地の様子(2024年6月)
物件概要
名称 | うめきたグリーンプレイス 計画名:西口広場整備事業 |
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所在地 | 地名地番:大阪市北区大深町1番39の一部、210番の一部 住居表示:大阪市北区大深町 以下未定 |
用途 | 駅舎・飲食店舗・物販店舗 |
敷地面積 | 12,493.78㎡ |
建築面積 | 4,293.33㎡ |
延床面積 | 9,218.02㎡ |
容積率対象面積 | 8,339.27㎡ |
高さ | 20.30m |
階数 | 地上3階・地下1階 |
構造 | S造 |
建築主 | 西日本旅客鉄道株式会社 |
設計者 | 西日本旅客鉄道株式会社一級建築士事務所 |
施工 | 大鉄工業株式会社 |
着工 | 2023年12月15日 |
竣工予定 | 2025年(令和7年)3月31日 |
地図
公式資料および関連サイトなど
- 大阪駅(うめきたエリア)地上部開発 施設名称を「うめきたグリーンプレイス」に決定【JR西日本】
- 「うめきた(大阪)地下駅」と「大阪駅」の改札内連絡通路の整備並びに「うめきた(大阪)地下駅」の駅名について【JR西日本】
- うめきた(大阪)駅がさらに進化します【JR西日本】
- eco ステーション うめきた(大阪)駅の環境の取り組み【JR西日本】
- 最先端技術が満載の近未来的ステーション、「うめきた(大阪)地下駅」が来春誕生【うめきた2期地区開発プロジェクト】