奈良県が奈良市登大路町の県庁駐車場跡地に建設した奈良公園バスターミナル。奈良公園付近の渋滞緩和と周遊環境の向上を目指し総工費約45億円をかけて整備されたバスターミナルで、商業施設および文化施設を併設している。規模は地上2階建て、延床面積6,419㎡、2019年4月13日に開業した。
完成イメージ図
引用元:
まもなく完成!「(仮称)登大路バスターミナル」内覧会を開催します
奈良公園バスターミナル
施設は西棟および東棟の2棟を渡り廊下で連結した構造。1階に観光バスなどの専用乗降場16ヶ所を整備。建物は西棟に物販店舗や飲食店、東棟に観光案内の端末や展示スペース、300人収容のレクチャーホールが入居し、奈良の観光拠点としても活用される。屋上には若草山を一望できる展望スペースが設置されている。
建物外観&内観(2021年4月撮影)
物件概要
名称 | 奈良公園バスターミナル 計画名:(仮称)登大路バスターミナル新築工事(建築工事) |
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所在地 | 奈良県奈良市登大路町76 |
用途 | バスターミナル・公共施設・商業施設他 |
敷地面積 | 8,640.29㎡ |
建築面積 | 約3,452㎡ |
延床面積 | 約6,419㎡ |
容積率対象面積 | – |
高さ | – |
階数 | 地上2階・地下1階 |
構造 | S造(一部RC造) |
建築主 | 奈良県 |
設計者 | 株式会社アール・アイ・エー |
施工 | 奥村組・山上組JV |
着工 | 2017年(平成29年)7月 |
竣工 | 2019年(平成31年)2月 |
開業 | 2019年(平成31年)4月13日 |
地図
場所は奈良市の東西のメインストリートである大宮通りの県庁東交差点の北西角。奈良公園の玄関口に位置する。東側に吉城園、南側に興福寺、南東側に奈良国立博物館がある。最寄り駅は近鉄奈良線の奈良駅で、1番出口から徒歩6~7分の距離。