阪急電鉄が神戸市中央区加納町4丁目に建設した神戸三宮阪急ビル。1995年1月に発生した阪神・淡路大震災により被災、解体されるまで60年近くに渡って三宮のシンボルとして親しまれてきた神戸阪急ビル東館のあった場所に建設された超高層複合ビルで、規模は地上29階建て、高さ約120m、延床面積約28,850㎡、ホテル総客室数209室、2021年3月に竣工、4月26日に全面開業を迎えた。
完成イメージ図
引用元:「神戸三宮阪急ビル」が4月26日に開業します【阪急電鉄】
ビルの低層部にはアーチ窓や円筒形のコーナー部分を配し、神戸市民に親しまれてきた旧神戸阪急ビル東館の外観イメージを継承している。阪急東改札口の構外コンコースの吹抜け部分は拡張され開放的な空間に生まれ変わった。
フロア構成
引用元:「神戸三宮阪急ビル」が4月26日に開業します【阪急電鉄】
フロア構成は、地下2階~3階の東西コンコースの周辺および駅高架下のエリアに計35店舗からなる商業施設「EKIZO(エキゾ)神戸三宮」、4階~15階にオフィスフロア、17階~28階に阪急阪神ホテルズが運営する宿泊主体型ホテル「remm+(レムプラス)神戸三宮」、29階に展望フロアやレストランが入る。
建物外観(2021年5月撮影)
物件概要
名称 | 神戸三宮阪急ビル 計画名:神戸阪急ビル増築工事 |
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所在地 | 神戸市中央区加納町4丁目2番1号 |
用途 | 駅コンコース・商業・オフィス・ホテル |
敷地面積 | 約7,100㎡ |
建築面積 | 約5,650㎡ |
延床面積 | 約28,850㎡ (高架下店舗 約5,500㎡) |
容積率対象面積 | – |
高さ | 約120m |
階数 | 地上29階・地下3階 |
構造 | 鉄筋造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
建築主 | 阪急電鉄株式会社 |
設計者 | 株式会社久米設計 |
施工 | 大林組 |
着工 | 2017年(平成29年)7月 |
竣工 | 2021年(令和3年)3月 |
開業 | 2021年(令和3年)4月26日 |
地図
場所は阪急神戸三宮駅の直上、フラワーロードの三宮北交差点南西側に位置する。周辺は多数の商業施設が建ち並ぶ神戸市を代表する繁華街で、南側には神戸市役所等の官庁も集積している。
公式資料および関連サイトなど
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