シンガポールのホテルプロパティズ社(HPL)と東京建物が大阪市北区堂島2丁目の電通大阪ビル(電通関西支社ビル)跡地に建設を計画している(仮称)堂島2丁目計画。大阪市の報道発表資料や建設系ニュースサイトによると、 本計画を含む堂島2丁目特定街区は「国際競争力の強化に資する宿泊施設」及び「にぎわい・交流機能等の導入」などを条件に容積率の最高限度が1200%に引き上げられ、地上50階建て、高さ195m(最高限度)、延床面積約80,000㎡、最大180室のホテルと450戸の共同住宅を含む超高層複合ビルを計画しているとのこと。
現段階で名称等の詳細は不明だが、一時期、現地の看板に東京建物のマンションブランド「Brillia(ブリリア)」の広告が掲げられていたことから、共同住宅部分は同シリーズを冠することが最有力視されており、またホテル部分には外資系高級ホテルや、国内大手ホテルチェーン進出の噂が出ている。
現地の様子(2019年9月)
地図
建設地は四つ橋筋の堂島1交差点から西へ約150m。北側に広がる西梅田再開発地区「オオサカガーデンシティ」と中之島の中間あたりに位置する。東側には大阪を代表する歓楽街の北新地、西側にはNTTの関連施設や福島1丁目再開発地区の「ほたるまち」の大型ビルが建ち並ぶ。最寄り駅は大阪メトロ四つ橋線の西梅田駅、京阪中之島線の渡辺橋駅。その他JR大阪駅、JR北新地駅、大阪メトロ御堂筋線 梅田駅なども徒歩圏内。