【淀屋橋】ガスビル西館&大阪ガスビルのリノベーション 2023年5月

大阪ガスが大阪市中央区平野町4丁目のグループ社有地に建設を計画しているガスビル西館。商業施設、多目的ホール、オフィスからなる超高層複合ビルで、規模は地上33階建て、高さ約150m、延床面積13,6000㎡(大阪ガスビル部分を含む)、2027年頃の竣工を予定している。

完成イメージ図

外観は御堂筋と共に歩んだガスビルのレガシーを継承。コーナーの曲面や庇と付け柱による水平と垂直を強調したデザインなど、ガスビルの特徴的な意匠を取り入れる。

西館および3階の道路上空利用部にはワンフロアで繋がるイノベーション拠点を整備。コワーキングスペースやシェアオフィス、多目的大ホールなどを設ける。

大阪ガスビル(1933年南館竣工･1966年北館増築)は、外壁の3面と西側の一部を保存。耐震性向上のため一部を減築し歴史的建築物として保存、開放的なアトリウム空間として再生する。

フロア構成は、1階～2階に商業施設(にぎわい施設ゾーン)、3階に多目的ホールやコワーキングスペース、道路上空利用部分にイノベーションスクエア、5階～33階がオフィスフロアとなる。