阪急阪神不動産が大阪市淀川区十三東1丁目の「もと淀川区役所跡地等活用事業 東敷地」に建設中のジオタワー大阪十三。分譲マンション、図書館、保育・児童施設等から構成される超高層複合再開発ビルで、規模は地上39階建て、高さ142.99m、延床面積84,478.53㎡、総戸数712戸、2026年1月の竣工を予定している。
完成イメージ図
外観はガラスカーテンウォールの低層部とスタイリッシュなタワー部分で構成される。

タワー部分は庇状のスラブとガラスバルコニーが特徴。一直線に伸びるマリオンと一部ブラックアウトされたバルコニーのラインが、空に伸びゆく高揚感を演出している。

曲線を描くようにデザインされたグランドエントランス。

四季の移ろいを感じさせるオーナーズガーデン。

ガーデンと直結するオーナーズラウンジ。

淀川などのダイナミックな眺望が広がるスカイラウンジ。

引用元:【公式】ジオタワー大阪十三
複合開発(もと淀川区役所跡地等活用事業)
もと淀川区役所跡地等活用事業は、東敷地のジオタワー十三と、西敷地の履正社国際医療スポーツ専門学校 十三キャンパス新館で構成される。

ジオタワー十三の北側には約2,400㎡の公開空地と大階段を配した地域のコミュニティを育むゲートガーデンを配置。

2階部分には多世代の交流を促進するオープンな大阪市立図書館、履正社が運営するまちライブラリー(学校図書館一般開放エリア)、保育学童施設が配置される。



3階にはコモンスペースとなるグランドロビーやワーキングテラス。コミュニティスペースを配置。


引用元:【公式】ジオタワー大阪十三
現地の様子(2024年2月)

低層部の躯体構築がスタートしている

淀川通側には大きな公開空地が整備される

片側二車線の淀川通に面した立地

巨大な低層部の一部が姿を見せている

2本のタワークレーンで建設工事が進む


こちら側にタワー部分が立ち上がる予定



物件概要
名称 | ジオタワー大阪十三 計画名:(仮称)大阪市淀川区十三東計画 東敷地 新築工事 |
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所在地 | 地名地番:大阪市淀川区十三東1丁目21-3他 住居表示:大阪市淀川区十三東1丁目 |
用途 | 集合住宅(分譲)712戸・店舗・市立図書館・学校図書館・郵便局・保育・児童施設・民営駐輪場・事務所 |
敷地面積 | 7,274.38㎡ |
建築面積 | 4,495.95㎡ |
延床面積 | 84,478.53㎡ |
容積率対象面積 | 60,845.92㎡ |
高さ | 142.99m |
階数 | 地上39階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) |
建築主 | 阪急阪神不動産株式会社 |
設計者 | 株式会社類設計室 |
施工 | 鹿島・髙松共同企業体(鹿島建設株式会社・高松建設株式会社) |
着工 | 2022年(令和4年)8月上旬 |
竣工予定 | 2026年(令和6年)1月 |


地図
建設場所は十三筋と淀川通の新北野交差点から東へ約140m。阪急線の東側に位置し、南側に淀川河川公園、北側に十三駅周辺の繁華街が広がる。最寄り駅は阪急京都線・神戸線・宝塚線の十三駅で、東出口から徒歩1~2分。