阪急阪神不動産が大阪市淀川区十三東1丁目のもと淀川区役所跡地およびもと水道局十三サービスステーション用地等に建設中の(仮称)大阪市淀川区十三東計画東敷地。共同住宅(ジオタワー)、図書館、保育･児童施設等から構成される超高層複合ビルで、規模は地上39階建て、高さ約144ｍ、延床面積84,300㎡、総戸数712戸、2026年5月の竣工を予定している。
完成イメージ図
引用元：もと淀川区役所跡地等活用事業の事業予定者が決定しました【淀川区】
外観は円弧形状の低層部とシンプルなタワー部分から構成されるデザイン。低層部には市立図書館や学校法人履正社が運営する｢みんなで育てるライブラリー｣、スーパーマーケット、公開空地(にぎわい広場)などが整備される。分譲マンションは阪急阪神不動産のブランド｢ジオタワー｣を冠する予定。
もと淀川区役所跡地等活用事業
大阪市はもと淀川区役所跡地等活用事業において、｢十三地区のブランド向上｣、｢にぎわいづくりや交流促進｣、｢淀川区政推進への寄与｣を開発方針とする民間事業者の公募型プロポーザルを実施。2020年6月3日、阪急阪神不動産と高松建設のグループを開発事業者に決定。2020年10月29日に基本協定書を締結した。
全体計画では隣接を含めた3敷地の一団地型総合設計制度を活用し、ランドマークとなる地上39階建て、高さ約144mの複合施設棟、および地上9階建ての学校施設棟を建設。周囲に約2,700㎡の公開空地を創出するとしている。
現地の様子（2023年1月）
本体工事は2022年8月に着工した
北側には現場事務所が設置されている
敷地は片側二車線の淀川通に面する
南東側には駐輪場とタワーパーキングが整備される
南西側には｢みんなで育てるライブラリー｣が設置される
施工は鹿島建設と高松建設のJVが担当
物件概要
| 名称 | 計画名：(仮称)大阪市淀川区十三東計画 東敷地 新築工事 |
|---|---|
| 所在地 | 地名地番：大阪市淀川区十三東1丁目21-3他 住居表示：大阪市淀川区十三東1丁目 |
| 用途 | 集合住宅(分譲)712戸･店舗･市立図書館･学校図書館･郵便局･保育･児童施設･民営駐輪場･事務所 |
| 敷地面積 | 7,274.38㎡ |
| 建築面積 | 4,550㎡ |
| 延床面積 | 84,300㎡ |
| 容積率対象面積 | 60,700㎡ |
| 高さ | 約144m |
| 階数 | 地上39階 |
| 構造 | 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) |
| 建築主 | 阪急阪神不動産株式会社 |
| 設計者 | 株式会社類設計室 |
| 施工 | 鹿島･髙松共同企業体(鹿島建設株式会社･高松建設株式会社) |
| 着工 | 2022年(令和4年)8月上旬 |
| 竣工予定 | 2026年(令和6年)5月末日 |
地図
建設場所は十三筋と淀川通の新北野交差点から東へ約140m。阪急線の東側に位置し、南側に淀川河川公園、北側に十三駅周辺の繁華街が広がる。最寄り駅は阪急京都線･神戸線･宝塚線の十三駅で、東出口から徒歩1～2分。
公式資料および関連サイトなど
- もと淀川区役所跡地等活用事業の事業予定者が決定しました【淀川区】
- もと淀川区役所跡地等活用事業に関する開発事業者予定者をプロポーザル方式により募集します【淀川区】
- 阪急阪神不動産株式会社
- 阪急阪神不動産のマンション<ジオ>
