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【兵庫】県立兵庫津ミュージアム(初代県庁館&ひょうごはじまり館)の建設状況 2021年5月

兵庫県が神戸市兵庫区中之島2丁目の中央卸売市場跡地の一部に建設中の県立兵庫津ミュージアム。復元施設の初代県庁館および展示施設のひょうごはじまり館の2施設で構成される兵庫の歴史と魅力の発信施設で、規模は初代県庁館が地上1階建て、延床面積498.5㎡、2021年秋の開業を予定、ひょうごはじまり館は地上4階建て、高さ19.8m、延床面積4,559.35㎡、2022年下期の開業を予定している。

位置図

県立兵庫津ミュージアム 位置図

引用元︰県立兵庫津ミュージアム(仮称) 基本計画の概要について【兵庫県】

兵庫津は平安時代末期に平清盛が日宋貿易のために整備し、室町時代には足利義満の日明貿易の拠点として栄えた港で、元は行基が設けた摂播五泊の一つ、大輪田泊(おおわだのとまり)として知られていた港である。

完成イメージ図

県立兵庫津ミュージアム 初代県庁館 完成イメージ図
初代県庁館 完成イメージ図

初代県庁館は、勤番所、月番同心屋敷、地付同心屋敷、船見番小屋、長屋門などの建造物を、現存する「兵庫勤番所絵図」等に基づき時代考証を行い、歴史空間を体感する施設として復元するもの。勤番所(初代県庁舎)には初代知事(伊藤博文)の執務室等を再現する。

県立兵庫津ミュージアム ひょうごはじまり館 完成イメージ図
ひょうごはじまり館 完成イメージ図

ひょうごはじまり館は、展示室(常設、企画)、情報プラザ、研修室、インフォメーションススペース、事務室などで構成される展示施設で、歴史ミュージアムの機能をもった兵庫県のPR施設として整備するもの。千年の歴史を誇る港兵庫津の歴史、独自の過程を辿った兵庫県成立の歴史、変化・多様性に富む兵庫五国の魅力を展示・発信する。

引用元:兵庫津ミュージアムの整備に取り組んでいます【兵庫県】

現地の様子(2021年5月)

県立兵庫津ミュージアム 2021年5月 01
県立兵庫津ミュージアム 敷地全景
左側が「ひょうごはじまり館」
右側が「初代県庁館」の建設地
県立兵庫津ミュージアム 2021年5月 02
初代県庁館 建設地の様子
瓦屋根を持った複数の建物が建設されている
県立兵庫津ミュージアム 2021年5月 03
ひょうごはじまり館 建設地の様子
2021年3月末に起工式が執り行われた
県立兵庫津ミュージアム 2021年5月 04
建設地の北東側から撮影
写真の右側にイオンモール神戸南がある
県立兵庫津ミュージアム 2021年5月 05
建設地の南東側から撮影
県立兵庫津ミュージアム 2021年5月 06
現地の垂れ幕を撮影
兵庫運河 2021年5月 01
イオンモール神戸南と兵庫運河
兵庫運河 2021年5月 02
兵庫運河の案内板

物件概要

初代県庁館

名称 初代県庁館
計画名:初代県庁館(仮称) 建築工事
所在地 地名地番:神戸市兵庫区中之島2丁目1番17、1番18、1番20、1番7(A)、1番3(A)の一部
用途 博物館
敷地面積 5,690.22㎡
建築面積 602.68㎡
延床面積 498.5㎡
容積率対象面積
高さ
階数 地上1階
構造 鉄骨造・木造
建築主 兵庫県県土整備部住宅建築局営繕課・整備課
設計者 株式会社いるか設計集団
施工 萩野建設株式会社
着工 2020年(令和2年)6月
竣工予定 2021年(令和3年)3月25日 ※当初計画

ひょうごはじまり館

名称 ひょうごはじまり館
計画名:(仮称)兵庫津ミュージアム
所在地 地名地番:神戸市兵庫区中之島2丁目1番17、1番18、1番20、1番7(A)、1番3(A)の一部
用途 博物館
敷地面積 6,185.36㎡
建築面積
延床面積 4,559.35㎡
容積率対象面積 4.501.66㎡
高さ 19.800m
階数 地上4階・地下0階
構造 鉄筋コンクリート造
建築主 兵庫県県土整備部住宅建築局営繕課
設計者 兵庫県県土整備部住宅建築局営繕課
施工 株式会社柄谷工務店・田村建設株式会社 特別共同企業体
着工 2021年(令和3年)3月10日
竣工予定 2022年(令和4年)7月31日

県立兵庫津ミュージアム 建築計画のお知らせ
県立兵庫津ミュージアム 建築計画のお知らせ

地図

建設場所は市道高松線と兵庫埠頭線の交わる中の島交差点の北西角。北側にイオンモール神戸南、東側に神戸市中央卸売市場がある。最寄り駅は神戸市営地下鉄海岸線の中央市場前駅で、2番出口から徒歩約1分。

公式資料および関連サイトなど

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