大阪府は大阪市西区川口2丁目の中之島GATEターミナル(サウスピア)に新しい船着き場の整備を検討している。安治川の左岸沿いに大阪・関西万博会場となる夢洲と大阪市中心部を結ぶ水上交通の拠点を構築。周辺に水辺のレストランなどのにぎわい機能、アウトドア体験機能などを整備するもので、2022年12月23日より事業者の公募を開始、2023年3月24日まで応募を受け付け、2023年5月上旬までに優先交渉権者を決定する。
位置図
中之島GATEターミナルエリア(サウスピア)は安治川の左岸、大阪市中央卸売市場の対岸に位置する。面積は府が管理する河川区域約7,900㎡、近畿財務局が管理する国有地約5,300㎡、市有地約220㎡。
導入機能&完成イメージ図
導入が検討されている施設は以下の通り。
- ベイエリアと水の回廊周辺の観光名所をつなぐ船着き場(乗換ターミナル)
- 飲食や買い物などが楽しめるにぎわい施設
- 川口居留地跡などの歴史的価値の保存と活用
- 大阪の都心部に一番近いプレジャーボート等の係留施設
- グランピングやバーベキューなどのアウトドア体験施設
このうち1~3は公募にあたっての必須項目となっている。