2016年1月に行われた大阪府の戦略会議で事業化が意思決定された大阪モノレール延伸事業。現在、門真市駅が終点となっている大阪モノレールを南側の東大阪市方面へと延伸する計画で、途中駅には(仮称)門真南駅、(仮称)鴻池新田駅、(仮称)荒本駅、(仮称)瓜生堂駅の5駅が計画されており、2019年度の着工、2029年度の開通を目指している。
完成イメージ図
引用元:延伸事業(門真市ー(仮称)瓜生堂)について【大阪モノレール】
引用元:大阪モノレール延伸の都市計画案に関する説明会 説明用スライド(東大阪市域)【大阪府】
イオン東大阪店跡地に建設予定の(仮称)荒本駅は地上3階建て構造となる。イメージ図では東大阪市役所方面へのデッキおよび近鉄・大阪メトロ荒本駅への乗り換え経路が描かれている。駅直下にはバスやタクシー、福祉車両の停車スペース、植樹帯等が整備される模様。
ルート図
(仮称)鴻池新田駅から(仮称)荒本駅へは近畿自動車道および大阪中央環状線と並走するルートからトラックターミナル入口交差点付近で南東へと方向を変え、駅舎が設置されるイオン東大阪店跡地方面へと進む。駅舎を通過した後は南西へと方向を変え、阪神高速東大阪線の高架を跨いで再び近畿自動車道と並走するルートに戻る。
現地の様子(2021年6月)
地図
(仮称)荒本駅の建設場所は中央大通りの春宮歩道橋交差点の北東側。西側に東大阪市役所や大阪府立中央図書館がある。近鉄けいはんな線および大阪メトロの荒本駅とは少し距離が離れているので、モノレール駅とどのように接続するのかにも注目される。
公式資料および関連サイトなど
- 延伸事業(門真市ー(仮称)瓜生堂)について【大阪モノレール】
- 大阪モノレール延伸事業【大阪府】