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【梅田】JR西日本 大阪駅西高架エリア開発 イノゲート大阪の建設状況 2022年9月

JR西日本と大阪ターミナルビルが大阪市北区大深町および梅田3丁目に建設中のイノゲート大阪。JR大阪駅のホーム西側に設置される新改札口と直結する新駅ビルを建設、ビジネス活動拠点と商業ゾーンを整備する計画で、規模は地上23階建て、高さ121.6m、延床面積60,207.30㎡、2024年6月の竣工を予定している。

完成イメージ図

開発全体の計画名称は大阪駅西高架エリア開発。商業施設やバスターミナルが設置される高架下開発が延床面積約7,000㎡、そのうち店舗面積が約3,000㎡。新駅ビルは延床面積約59,000㎡、そのうちオフィス賃貸面積が約23,000㎡となる。低層部には広場空間が設けられ、うめきた2期地区開発と連携した歩行者の回遊性向上を図る。

大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 完成イメージ図 01
(仮称)大阪駅西北ビル開発事業
うめきた側からのイメージ
大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 完成イメージ図 02
(仮称)大阪駅西北ビル開発事業
西側上空からのイメージ

本計画では大阪環状線ホームを西側へ延長し、ホーム上の設備を高架下に移転集約。各ホームへとアクセス可能な新たな改札口を西側高架下に整備することにより、うめきた2期地区に整備されるうめきた(大阪)駅とも改札内で接続される。また大阪中央郵便局跡地に建設される(仮称)梅田3丁目計画のビルにも連絡通路で接続する。

大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 完成イメージ図 03
改札内連絡通路のイメージ

引用元:大阪駅がさらに西側に広がります【JR西日本プレスリリース】

フロア構成

新駅ビルのフロア構成は、1Fに駅コンコース等、2Fに通路・広場等、3F~5Fに商業ゾーン、6Fおよび9F~22Fがオフィスゾーンとなる。

大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル フロア構成図
フロア構成図
大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 1F平面イメージ
1F 平面イメージ
大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 2F平面イメージ
2F 平面イメージ

現地の様子(2022年9月)

大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 2022年9月 01
建設地の北西側から撮影
低層部の躯体が組み上がってきた
大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 2022年9月 02
建設地の北西側から撮影
3本のタワークレーンが立ち上がっている
大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 2022年9月 03
建設地の北側から撮影
ここが大阪駅西側の新ゲートエリアとなる
大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 2022年9月 04
建設地の北東側から撮影
左側に(仮称)梅田3丁目計画、右側にうめきた2期地区
大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 2022年9月 05
建設地の南東側から撮影
大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 2022年9月 06
建設地の西側から俯瞰
左側ではうめきた(大阪)駅が建設中

物件概要

名称計画名:大阪駅西高架エリア開発 / (仮称)大阪駅西北ビル開発事業
所在地地名地番:大阪市北区大深町19番10の一部、梅田三丁目138番、139番、140番、141番の一部
用途駅施設・事務所・物販店舗・飲食店舗
敷地面積全体 19,859.86㎡
建築面積(申請)3,690.46㎡ (申請以外)15,322.19㎡ (全体)19,012.65㎡
延床面積(申請)60,207.30㎡ (申請以外)16,133.98㎡ (全体)76,341.28㎡
容積率対象面積(申請)58,012.14㎡ (申請以外)16,133.98㎡ (全体)74,146.12㎡
高さ121.6m (申請以外)7.7m
階数(申請)地上23階・地下1階・塔屋1階 (申請以外)地上1階・地下1階
構造S造 一部SRC造 (申請以外)S+RC造
建築主西日本旅客鉄道株式会社、大阪ターミナルビル株式会社
設計者西日本旅客鉄道株式会社一級建築士事務所
施工株式会社大林組大阪本店
着工2021年(令和3年)2月末日
竣工予定2024年(令和6年)6月末日

大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 建築計画のお知らせ
(仮称)大阪駅西北ビル開発事業 建築計画のお知らせ
大阪駅西高架エリア開発 新駅ビル 立面図
(仮称)大阪駅西北ビル開発事業 立面図

地図

建設予定地はJR大阪駅の北西側。ノースゲートビルディングと大阪ステーションシティ駐車場の間に位置する。高架下の再開発に伴い、南側で建設が進む大阪中央郵便局跡地の再開発ビル(梅田3丁目計画)と接続、またうめきた2期地区に新設されるうめきた(大阪)駅と改札内で接続される。

公式資料および関連サイトなど

過去の取材記事リスト

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