オーエス、阪急電鉄、阪神電鉄の3社は大阪市北区曽根崎2丁目の梅田OSビルおよび大阪日興ビルの再開発を検討している。オーエスが所有する梅田OSビルに入っていた梅田OSホテルは2021年12月末に営業を終了、上記3社がジブラルタ生命保険から取得した大阪日興ビルでもテナントの退去が進んでいる。本稿執筆時点で跡地の利用方法は不明だが、もし2棟の一体開発が実現すれば立地的に超高層ビルが建設される可能性が高い。
位置図
梅田OSビル(■)と大阪日興ビル(■)を合わせた敷地面積は約2,200㎡。曽根崎お初天神通り沿いにある複数のビルまで含めると約3,000㎡となる。
現地の様子(2022年1月)
地図
再開発予定地は御堂筋の阪急前交差点から南へ約180m。大阪のメインストリートである御堂筋に面した一等地で、北側にJR大阪駅等がある梅田ターミナル、西側に大阪駅前ダイヤモンド地区、東側に曽根崎お初天神通りがある。最寄り駅は大阪メトロ御堂筋線の梅田駅から地下街を通じて直結。大阪メトロ西梅田駅・東梅田駅、JR大阪駅、阪急・阪神大阪梅田駅、JR北新地駅からも徒歩圏内となる。