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【梅田】グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)北街区の建設状況 2022年9月

三菱地所・大阪ガス都市開発・オリックス不動産・関電不動産開発・積水ハウス・竹中工務店・阪急電鉄・三菱地所レジデンス・うめきた開発特定目的会社(大林組SPC)の9社が、大阪市北区大深町の旧梅田貨物駅跡地(大阪駅北地区)に建設中の(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区。2024年夏頃の先行まちびらき、2027年度の全体開業を予定している。

施設構成

開発は敷地全体(約91,150㎡)を南街区と北街区に分けて行う。南街区にはMICE施設、オフィス、商業、ホテル(スーパラグジュアリーホテルおよびアップスケールホテル)、都市型スパからなる南街区賃貸棟(西棟・東棟)と南街区分譲棟、北街区には中核機能、オフィス、商業、ライフスタイルホテルからなる北街区賃貸棟および北街区分譲棟を建設。中央部に約45,000㎡の(仮称)うめきた公園を設け、南側にリフレクション広場、北側にうめきたの森を整備する計画。

うめきた2期地区開発事業 プロジェクト配置図
うめきた2期地区開発事業 プロジェクト配置図
うめきた2期地区開発事業 ホテル配置図
うめきた2期地区開発事業 ホテル配置図

うめきた2期地区への導線は、JR大阪駅ノースゲートビルディング、グランフロント大阪北館、新駅ビル、新梅田シティからのデッキ接続、うめきた広場からの地下接続となる。北街区と南街区の間は都市計画道路が通り、両サイドにステッププラザと呼ばれる歩行者空間を整備。その上を2階レベルでひらめきの道が通る。

うめきた2期地区開発事業 位置図
うめきた2期地区開発事業 エリア狭域図

引用元:うめきた2期地区開発プロジェクト

全体の完成イメージ図

コンセプトは「“Osaka MIDORI LIFE”の創造」。これまでの都市づくりのパラダイムを超え、多様性を受け入れて知恵を分かち合い、それぞれの“Quality of Life(QOL)”の向上を感じられる社会の構築に貢献。そのために「みどり」と融合した生命力あふれる都市空間や、イノベーション活動の拠点、様々な人が新しい活動にチャレンジできる仕組みをつくり、活力に満ちた創造的なライフモデル”Osaka MIDORI LIFE“をうめきたから関西、そして国内外へと発信する。

うめきた2期地区開発事業 全体 完成イメージ図
うめきた2期地区開発事業の全体イメージ
(仮称)うめきた公園を挟んで左側が南街区、右側が北街区

引用元:うめきた2期地区開発プロジェクト

北街区の完成イメージ図

建物の規模は北街区賃貸棟が地上26階建て、高さ124.30m、延床面積65,421.20㎡、北街区分譲棟が地上46階建て、高さ約172.55m、延床面積約72,593.16㎡、総戸数約600戸となる。

うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟 完成イメージ図 01
北街区賃貸棟 ライフスタイルホテル
キャノピーby ヒルトン大阪梅田 完成イメージ図
うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟 完成イメージ図 02
北街区賃貸棟 低層部の完成イメージ図

引用元:うめきた2期地区開発プロジェクト

北街区賃貸棟のライフスタイルホテル(LSホテル)には日本初となるヒルトン系の「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」が進出。客室数308室にキャノピー・セントラル、カフェ、会議室、トランスファー・ラウンジ、フィットネス等を備える

現地の様子(2022年9月)

うめきた2期地区開発事業 北街区 2022年9月 01
建設地の南東側から撮影
順調に躯体工事が進行している
うめきた2期地区開発事業 北街区 2022年9月 02
建設地の北東側から撮影
巨大な低層部が姿を現している
うめきた2期地区開発事業 北街区 2022年9月 03
建設地の北側から撮影
手前側が分譲棟の建設予定地
うめきた2期地区開発事業 北街区 2022年9月 04
建設地の北西側から撮影
低層部にガラスカーテンウォールが姿を見せている
うめきた2期地区開発事業 北街区 2022年9月 05
建設地の西側から撮影
手前の線路が地下化されるJR東海道線支線
うめきた2期地区開発事業 北街区 2022年9月 06
建設地の南側から撮影
うめきた2期地区開発事業 北街区 2022年9月 07
グランフロント大阪北館から北街区を撮影
写真中央の辺りがうめきたの森となる
うめきた2期地区開発事業 北街区 2022年9月 09
グランフロント大阪北館から北街区を撮影
低層部の雰囲気が掴めるようになってきた

物件概要

北街区賃貸棟

名称 (仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟
所在地 大阪市北区大深町1番40、1番41の一部、1番18の一部
(大阪都市計画事業大阪駅北大深西地区土地区画整理事業区域内6街区②-2、①-2)
用途 事務所・ホテル・商業施設等
敷地面積 8,402.88㎡
建築面積 5,350.00㎡
延床面積 65,421.20㎡
容積率対象面積 54,618.72㎡
高さ 124.30m
階数 地上26階・地下3階
構造 S造 (一部RC造・SRC造)
建築主 三菱地所株式会社、大阪ガス都市開発株式会社、オリックス不動産株式会社、関電不動産開発株式会社、積水ハウス株式会社、株式会社竹中工務店、阪急電鉄株式会社、うめきた開発特定目的会社
設計者 株式会社日建設計一級建築士事務所
施工 うめきた2期共同企業体 (株式会社竹中工務店・株式会社大林組)
着工 2021年(令和3年)2月中旬
竣工予定 2024年(令和6年)4月下旬

うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟 建築計画のお知らせ
北街区賃貸棟 建築計画のお知らせ
うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟 立面図
北街区賃貸棟 立面図

北街区分譲棟

名称 (仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区分譲棟
所在地 大阪市北区大深町1番41の一部、1番18の一部
(大阪都市計画事業大阪駅北大深西地区土地区画整理事業区域内6街区②-1、①-1)
用途 共同住宅(分譲)
敷地面積 7,318.81㎡
建築面積 3,609.30㎡
延床面積 72,593.16㎡
容積率対象面積 47,561.62㎡
高さ 172.55m
階数 地上46階
構造 RC造
建築主 積水ハウス株式会社、大阪ガス都市開発株式会社、オリックス不動産株式会社、関電不動産開発株式会社、株式会社竹中工務店、阪急電鉄株式会社、三菱地所レジデンス株式会社、うめきた開発特定目的会社
設計者 株式会社竹中工務店 一級建築士事務所
施工 未定
着工 2022年(令和4年)4月初旬
竣工予定 2026年(令和8年)3月下旬

うめきた2期地区開発事業 北街区分譲棟 建築計画のお知らせ
北街区分譲棟 建築計画のお知らせ
うめきた2期地区開発事業 北街区分譲棟 立面図
北街区分譲棟 立面図
うめきた2期地区開発事業 計画諸元 02
うめきた2期地区開発事業 計画諸元

地図

建設場所はJR大阪駅の北西側に位置する旧梅田貨物駅跡地。JR大阪駅を初め7駅13路線が集結する関西最大の巨大ターミナルに位置する。2023年には開発敷地内にJR大阪駅と改札内で接続する「うめきた(大阪)駅」が開業予定。将来的には中之島、難波、天王寺、関西空港方面を結ぶ「なにわ筋線」の開業も予定されており、関西全域の広域アクセスが飛躍的に向上すると見込まれている。

公式資料および関連サイトなど

過去の取材記事リスト

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