三菱地所と大洋リアルエステートの共同出資による御堂筋共同ビル開発特定目的会社が大阪市北区曽根崎新地1丁目の大阪東映会館跡地に建設した御堂筋フロントタワー。規模は地上20階建て、高さ89.1m、建物は2010年に完成したものの、権利者トラブルによりオープンできず、空きビルのまま長年放置されていた。その後、2018年にアメリカの不動産投資会社「ラサール・インベストメント・マネージメント」がビルを取得、シェアオフィスのWeWorkが1棟を丸ごと借り上げる形で2019年6月にWeWork御堂筋フロンティアをオープンさせた。大阪では2018年に開業したWeWorkなんばスカイオに次ぐ2件目となる。
完成イメージ図
建物外観(2019年10月撮影)
物件概要
名称 | 御堂筋フロントタワー 計画名:(仮称)御堂筋共同ビル |
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所在地 | 地名地番:大阪市北区曽根崎新地1丁目6-4 住居表示:大阪市北区曽根崎新地1丁目13 |
用途 | 事務所・店舗・駐車場 |
敷地面積 | 1,808.49㎡ |
建築面積 | 18,271.89㎡ |
延床面積 | 11,667.53㎡ |
容積率対象面積 | 17,377.21㎡ |
高さ | 89.1m |
階数 | 地上20階・地下1階 |
構造 | 鉄骨造(一部SRC造) |
建築主 | 御堂筋共同ビル開発特定目的会社 |
設計者 | 株式会社三菱地所設計 |
施工 | 鹿島建設株式会社 |
着工 | 2008年(平成20年)5月19日 |
竣工 | 2010年(平成22年)1月15日 |
開業 | 2019年(令和元年)6月3日 |
地図
場所は御堂筋の梅田新道交差点南西側の区画。南側には北新地の歓楽街、北側には大型ビルが建ち並ぶ大阪駅前ダイヤモンド地区がある。最寄り駅はJR東西線の北新地駅で、曽根崎地下歩道のF92出口から徒歩すぐ。 その他、地下街を通じてJR大阪駅、大阪メトロ御堂筋線 梅田駅、大阪メトロ四つ橋線 西梅田駅、大阪メトロ谷町線 東梅田駅、阪急電鉄・阪神電鉄 大阪梅田駅へもアクセスできる。