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【梅田】グラングリーン大阪(うめきた2期) 南街区の建設状況 2023年5月

三菱地所・大阪ガス都市開発・オリックス不動産・関電不動産開発・積水ハウス・竹中工務店・阪急電鉄・三菱地所レジデンス・うめきた開発特定目的会社(大林組SPC)の9社が、大阪市北区大深町の旧梅田貨物駅跡地(大阪駅北地区)に建設中のグラングリーン大阪 南街区。2024年夏頃の先行まちびらき、2027年度の全体開業を予定している。

グラングリーン大阪 全体イメージ

グラングリーン大阪 ロゴ
グラングリーン大阪 ロゴマーク

コンセプトは「“Osaka MIDORI LIFE”の創造」。これまでの都市づくりのパラダイムを超え、多様性を受け入れて知恵を分かち合い、それぞれの“Quality of Life(QOL)”の向上を感じられる社会の構築に貢献。そのために「みどり」と融合した生命力あふれる都市空間や、イノベーション活動の拠点、様々な人が新しい活動にチャレンジできる仕組みをつくり、活力に満ちた創造的なライフモデル”Osaka MIDORI LIFE“をうめきたから関西、そして国内外へと発信する。

グラングリーン大阪 全体 完成イメージ図
うめきた2期地区開発事業の全体イメージ
(仮称)うめきた公園を挟んで左側が南街区、右側が北街区

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

グラングリーン大阪 全体計画

グラングリーン大阪の開発は敷地全体(約91,150㎡)を南街区と北街区に分けて行う。南街区にはMICE施設、オフィス、商業、ホテル(スーパラグジュアリーホテルおよびアップスケールホテル)、都市型スパからなる南街区賃貸棟(パークタワーゲートタワーサウスタワー)と南街区分譲棟、北街区には中核機能、オフィス、商業、ライフスタイルホテルからなる北街区賃貸棟(ノースタワー)および北街区分譲棟を建設。中央部に約45,000㎡の(仮称)うめきた公園を設け、南側にリフレクション広場、北側にうめきたの森を整備する。

グラングリーン大阪 施設配置図
グラングリーン大阪 プロジェクト配置図

グラングリーン大阪への導線は、JR大阪駅ノースゲートビルディング、グランフロント大阪北館、新駅ビル、新梅田シティからのデッキ接続、うめきた広場からの地下接続となる。北街区と南街区の間は都市計画道路が通り、両サイドにステッププラザと呼ばれる歩行者空間を整備。その上を2階レベルでひらめきの道が通る。

グラングリーン大阪  位置図
グラングリーン大阪 エリア狭域図

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

南街区の完成イメージ図

建物の規模は南街区賃貸棟(パークタワー・サウスタワー・ゲートタワー)が地上39階建て、高さ181.50m、延床面積317,249.30㎡、南街区分譲棟が地上51階建て、高さ約185m、延床面積約93,000㎡、総戸数約600戸となる。

グラングリーン大阪 南街区 完成イメージ図
南街区賃貸棟の完成イメージ図
建築上は1棟扱いだが複数のビルが低層部を共有する構造

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

商業施設

南街区の低層階にはアジア初上陸の食と文化を体験できる大型フードマーケット「Time Out Market Osaka」を中心に、国内外からの来訪者が楽しめるレストランやショップが入居する。

グラングリーン大阪 南街区 商業施設 完成イメージ図 01
南街区 商業施設のイメージ1
グラングリーン大阪 南街区 商業施設 完成イメージ図 02
南街区 商業施設のイメージ2

ゲートタワー3F~4Fにはホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドや神戸みなと温泉 蓮を運営する株式会社ラスイートが手掛ける都市型スパを設置。天然温泉や都市公園を一望するプールやジムが備わる健康と美の拠点となる。

グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 都市型スパ 完成イメージ図 02
都市型スパの屋内プール 完成イメージ図
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 都市型スパ 完成イメージ図 01
都市型スパの屋外プール 完成イメージ図

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

オフィスフロア

南街区のパークタワーおよびゲートタワーには総貸室面積約113,000㎡(34,000坪)の大規模オフィスを配置。非常用発電機により停電時にも72時間の電力供給が可能となる。

グラングリーン大阪 南街区 オフィス フロア構成
オフィスフロア構成図

パークタワーオフィスは基準階約1,250坪を誇る西日本屈指のオフィスタワーとなり、高層・中層・低層にバンクを分割、2階オフィスロビーから各フロアまでスムーズに移動が可能。

グラングリーン大阪 南街区 オフィスロビー 完成イメージ図
2階オフィスロビー 完成イメージ図

ゲートタワーオフィスは基準階約480坪。地下・1階・2階から各フロアにダイレクトにアクセス可能で、来客ビジネスに対応した希少性の高いオフィスタワーとなる。

グラングリーン大阪 南街区 オフィス 完成イメージ図
オフィスから見る都市公園 完成イメージ図

4階にはダイニング、カフェラウンジ、テラス、ワークスペース等で構成されるオフィスラウンジ「sorappa(ソラッパ)」を配置。

グラングリーン大阪 南街区 オフィスラウンジ 完成イメージ図
sorappa ダイニング 完成イメージ図
グラングリーン大阪 南街区 オフィステラス 完成イメージ図
sorappa テラス 完成イメージ図

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

ウォルドーフ・アストリア大阪

ウォルドーフ・アストリア大阪 ロゴ
ウォルドーフ・アストリア大阪 ロゴマーク

南街区賃貸棟(パークタワー)の2階および28階~38階には関西初となるヒルトン系の最高級ホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」が進出。50㎡を中心とした252室の客室のほか、ラウンジ&バー「ピーコック・アレー」や、レストラン、フィットネス、スパ、屋内プール、チャペル、ライブラリー・ラウンジ、宴会場、会議室などを設置する。

グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 ウォルドーフ・アストリア大阪 完成イメージ図
ウォルドーフ・アストリア大阪 完成イメージ図1
ウォルドーフ・アストリア大阪 完成イメージ図
ウォルドーフ・アストリア大阪 完成イメージ図2

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

ホテル阪急グランレスパイア大阪

ホテル阪急グランレスパイア ロゴ
ホテル阪急グランレスパイア ロゴマーク

南街区賃貸棟(サウスタワー)の5階~28階には阪急阪神ホテルズが運営する「ホテル阪急グランレスパイア大阪」が出店。客室は23㎡を中心とする482室で、レストラン、バー、フィットネスを設置する。

ホテル阪急グランレスパイア大阪 完成イメージ図
ホテル阪急グランレスパイア大阪 完成イメージ図1
ホテル阪急グランレスパイア大阪 完成イメージ図
ホテル阪急グランレスパイア大阪 完成イメージ図1

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

現地の様子(2023年5月)

グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 2023年5月 01
建設地の北東側から撮影
パークタワーが先行して工事が進んでいる
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 2023年5月 02
建設地の東側から撮影
9本のタワークレーンが壮観な眺め
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 2023年5月 03
建設地の南東側から撮影
サウスタワー&ゲートタワーの躯体が姿を見せ始めた
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 2023年5月 04
建設地の南側から撮影
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 2023年5月 05
低層部を南側から撮影
パークタワー低層部にブラウンの外壁が姿を表している
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 2023年5月 06
建設地の南側から撮影
ビル全体の配置が分かるようになってきた
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 2023年5月 07
建設地の南西側から撮影
手前側が分譲棟の建設予定地
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 2023年5月 08
建設地の西側から撮影
オフィスフロアがガラスカーテンウォールが爽やかな印象
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 2023年5月 09
建設地の西側から撮影
パークタワーは西日本最大規模の超高層ビルとなる
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 2023年5月 10
建設地の北西側から撮影
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 2023年5月 11
グランフロント大阪北館から南街区を撮影
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 2023年5月 12
グランフロント大阪北館から南街区を撮影
(仮称)うめきた公園では大屋根イベントスペースの建設が進む
グラングリーン大阪 南街区分譲棟 2023年5月
南街区 分譲棟の建設予定地
現在は現場事務所・管理棟として活用されている

物件概要

名称 (仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟
所在地 大阪市北区大深町1番39の一部、19番13の一部、19番7の一部
(大阪都市計画事業大阪駅北大深西地区土地区画整理事業区域内9街区①-1、③-2)
用途 事務所・ホテル・商業施設等
敷地面積 25,262.07㎡
建築面積 17,586.72㎡
延床面積 317,249.30㎡
容積率対象面積 277,882.77㎡
高さ 181.50m
階数 地上39階・地下3階
構造 S造 (一部RC造・SRC造)
建築主 三菱地所株式会社、大阪ガス都市開発株式会社、オリックス不動産株式会社、関電不動産開発株式会社、積水ハウス株式会社、株式会社竹中工務店、阪急電鉄株式会社、うめきた開発特定目的会社
設計者 株式会社三菱地所設計関西支店一級建築士事務所
施工 うめきた2期共同企業体 (株式会社竹中工務店・株式会社大林組)
着工 2020年(令和2年)12月上旬
竣工予定 2024年(令和6年)11月下旬

グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 建築計画のお知らせ
南街区賃貸棟 建築計画のお知らせ
グラングリーン大阪 南街区賃貸棟 立面図
南街区賃貸棟 立面図
グラングリーン大阪 計画諸元
グラングリーン大阪 計画諸元

地図

建設場所はJR大阪駅の北西側に位置する旧梅田貨物駅跡地。JR大阪駅を初め7駅13路線が集結する関西最大の巨大ターミナルに位置する。2023年には開発敷地内にJR大阪駅と改札内で接続する「うめきた(大阪)駅」が開業予定。将来的には中之島、難波、天王寺、関西空港方面を結ぶ「なにわ筋線」の開業も予定されており、関西全域の広域アクセスが飛躍的に向上すると見込まれている。

公式資料および関連サイトなど

過去の取材記事リスト

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