神戸市が中央区加納町6丁目で進めている神戸市役所本庁舎2号館再整備。建設から60年以上が経過し老朽化が進んでいた神戸市役所2号館を解体し、跡地に行政機能や集客機能を有する超高層の新庁舎を建設する計画で、規模は延床面積約55,000㎡、2023年度の着工、2025年度の竣工を予定している。
計画概要
神戸市役所2号館の跡地に新庁舎、にぎわい施設、連絡ロビー・エネルギー施設を整備。また1号館との間に連絡ロビーを建設し、デッキを通じて新庁舎および新中央区総合庁舎と接続する。
引用元:市役所本庁舎2号館の再整備【神戸市】
新庁舎への導入機能は、
①庁舎機能(行政機能) 約15,000㎡
②文化創造・発信機能(音楽ホール) 約7,000㎡ ←コロナ対策の財源捻出のため中止を発表
③にぎわい機能(交流拠点・商業・集客機能←ホテル?) 約14,000㎡+約7,000㎡
④連絡ロビー・エネルギー施設(電気・ガス等のエネルギーを本庁舎1号館へ供給) 約5,000㎡
となっている。
完成イメージ図
引用元:市役所本庁舎2号館の再整備【神戸市】
1号館側に連絡ロビー・エネルギー施設棟、中央に庁舎機能(低層棟)、北側ににぎわい・集客機能(高層棟)が配置される。基本構想で階数は明らかになっていないが、イメージ図から1号館(30階建て・高さ132m)と同等程度のビルを想定しているものと思われる。
現地の様子(2021年5月)
物件概要
名称 | 計画名:神戸市役所本庁舎2号館再整備 |
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所在地 | 兵庫県神戸市中央区加納町6丁目5番1号 |
用途 | 庁舎・商業施設・にぎわい集客施設・エネルギー施設 |
敷地面積 | 9,512.86㎡ (本庁舎1・2号館、電気・機械室棟) |
建築面積 | – |
延床面積 | [新庁舎・にぎわい施設] 約55,000㎡ [連絡ロビー・エネルギー施設] 約5,000㎡ |
容積率対象面積 | – |
高さ | – |
階数 | – |
構造 | – |
建築主 | 神戸市 |
設計者 | – |
施工 | – |
着工予定 | 2023年(令和5年) |
竣工予定 | 2025年(令和7年) |
地図
場所はフラワーロードの神戸市役所前交差点西側。周辺は神戸市の行政機能が集積する中心地で、また神戸市を代表する繁華街となっている。最寄り駅は神戸市営地下鉄海岸線の三宮・花時計前駅で、C3出口に直結。またJR・阪急・阪神・地下鉄山手線・西神線の三宮駅からも徒歩数分。
公式資料および関連サイトなど
- 市役所本庁舎2号館の再整備【神戸市】