名古屋鉄道・近畿日本鉄道・日本生命保険・三井不動産の4社が、名鉄ビル、名古屋近鉄ビル、名鉄バスターミナルビル、大手町建物名古屋駅前ビル、名鉄レジャックビル、日本生命笹島ビルを一体的に建て替える名鉄名古屋駅地区再開発。商業、オフィス、ホテル、レジデンスで構成される巨大な複合ビルとする計画で 当初は地上30階建て、高さ160~180m、南北長約400mという壮大な規模で計画されていたが、コロナ禍の影響等もあり計画の見直しを決定、2024年度をめどに事業の方向性を判断することになっている。
完成イメージ図
引用元:名鉄 名古屋駅地区再開発 全体計画【名古屋鉄道】
当初のイメージ図では広小路通をまたぐ巨大なビルが描かれており、その壁のようなデザインが話題となった。また再開発に合わせて地下部分の名鉄名古屋駅を拡張、線路を2本から4本に増やすなど駅構造の抜本的な強化を行う計画。地上部分は新型コロナウイルスによる生活スタイルの変化もあり、計画見直し後は実現可能性の高い適正な規模の再開発計画に収まるものと思われる。
現地の様子(2021年3月)
物件概要
名称 | 計画名:名鉄 名古屋駅地区再開発 |
---|---|
所在地 | 名古屋市中村区名駅一丁目ほか |
用途 | 駅、商業施設、オフィス、ホテル、レジデンス |
敷地面積 | 約28,000㎡ |
建築面積 | – |
延床面積 | – |
容積率対象面積 | – |
高さ | 160m~180m ※当初計画 |
階数 | 地上30階 ※当初計画 |
構造 | – |
建築主 | 名古屋鉄道・近畿日本鉄道・日本生命保険・三井不動産 |
設計者 | – |
施工 | – |
着工 | 2022年(令和4年) ※当初計画 |
竣工予定 | 2027年(令和9年) ※当初計画 |
地図
建設予定地はJR名古屋駅南側の名鉄ビルから広小路通をまたいで日本生命笹島ビルまでの範囲。
公式資料および関連サイトなど
- 名鉄 名古屋駅地区再開発 全体計画【名古屋鉄道】