大阪市計画調整局・建設局が浪速区難波5丁目の南海なんば駅前で整備を進めているなんばひろば改造計画(なんば駅周辺における空間再編推進事業)。タクシー待機場が中心となっている現状を「⼈」中⼼の空間に再編し、世界的繁華街ミナミの新たなシンボル空間を⽣み出すプロジェクトで、駅前広場は2023年の早期完成を予定。なんさん南北通りの無電柱化は2025年の⼤阪万博までの完成を目指している。
整備概要
基本方針では南海ビル(大阪タカシマヤ)およびなんばマルイに挟まれた空間を歩行者中心の憩いの広場(なんばひろば)に再編し、バス・タクシー乗降場を周辺エリアに移転する。なんさん通り(難波中2交差点まで)は荷捌き車両のみの通行に限定する。また歩⾏者空間の拡張により、周辺の商店街や御堂筋、なにわ筋線新難波駅方面へと繋がるエリア全体の回遊ネットワークを創出する。


完成イメージ図


引用元:なんばひろば改造計画
イメージ図にはウッドデッキが敷かれ、ベンチやテーブルが配された広場空間が描かれている。
現地の様子(2022年10月)

中心にタクシーの待機エリアがある

北側に2006年に開業した東宝南街ビル(なんばマルイ)が建つ

この辺りが広場の中心的エリアとなる

南側に登録有形文化財の南海ビル(大阪タカシマヤ)が建つ

施工は大林組系の大林道路が担当している
