阪神電鉄と阪急電鉄が大阪市北区梅田1丁目の大阪神ビルおよび新阪急ビル跡地に建設中の大阪梅田ツインタワーズ・サウス。百貨店、オフィス、 カンファレンスゾーン 、屋上広場で構成される超高層複合ビルで、先行して新阪急ビル跡地に建設されたI期棟は2018年4月27日に竣工、2019年6月1日よりII期棟の工事がスタートしている。規模は地上38階建て、高さ188.9m、延床面積258,856.89㎡、2021年秋の竣工、2022年春のオフィス開業を予定している。
完成イメージ図
引用元:阪神電気鉄道株式会社(他2社)ニュースリリース【2019年5月27日付】
旧大阪神ビルおよび旧新阪急ビルの敷地を一体化し、規制の緩和により市道の上空を跨ぐ構造が実現。II期棟はI期棟から続く低層部(阪神百貨店部分)の上に格子状のデザインが特徴的なガラス張りの高層部が繋がる。周辺では地下・地上・デッキレベルの3層歩行者ネットワークの強化により、歩行者空間の利便性を向上。大阪駅前地下道の拡幅整備、敷地周辺のバリアフリー化、敷地周辺の地下道の整備、歩道の拡幅、美装化を行う。
フロア構成
フロア構成は地下2階から地上9階までが百貨店、11階にカンファレンスゾーン(梅田サウスホール)、11階~38階がオフィスとなる。12階にはオフィスワーカーの専用フロア「WELLCO(ウェルコ)」、13階には医療フロアが設置される。
現地の様子(2021年7月)
物件概要
名称 | 大阪梅田ツインタワーズ・サウス 計画名:梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) |
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所在地 | 地名地番:大阪市北区梅田1丁目1、1-2、1-3、8-1 住居表示:大阪市北区梅田1丁目(以下未定) |
用途 | 百貨店・事務所・集会場・駐車場 |
敷地面積 | 12,192.83㎡ |
建築面積 | 10,348.95㎡ |
延床面積 | 258,856.89㎡ |
容積率対象面積 | 240,785.57㎡ |
高さ | 188.9m |
階数 | 地上38階・地下3階 |
構造 | 鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造 |
建築主 | 阪神電気鉄道株式会社・阪急電鉄株式会社 |
設計者 | 株式会社竹中工務店 |
施工 | 株式会社竹中工務店 |
着工 | 2015年(平成27年)7月下旬 |
竣工予定 | 2022年(令和4年)3月下旬 |
地図
建設地はJR大阪駅のすぐ南側、御堂筋の北端となる阪神前交差点に面する、いわゆる大阪駅前ダイヤモンド地区の一角。I期棟は市道の広路5大阪駅前線支線2号線を跨ぐ形で建設。地上部分ではJR大阪駅や阪急百貨店と歩行者デッキによって接続、 地下部分ではディアモール大阪とホワイティうめだに接続している。
公式資料および関連サイトなど
- 大阪梅田ツインタワーズ・サウス【公式】
- 阪神電気鉄道株式会社(他2社)ニュースリリース【2019年5月27日付】