JR西日本は神戸市中央区雲井通8丁目のJR三ノ宮駅ビル(三宮ターミナルビル)を再開発する計画を進めている。三宮ターミナルビルは2018年3月に全館の営業を終了、2019年春頃から解体工事が進められてきた。JR西日本の中期経営計画によると、新ターミナルビルの開業は2023年度以降を想定している模様で、規模は現時点で不明だが、関西圏ではJR大阪駅やJR京都駅と並ぶ拠点と位置付けられているため、高層化を含めた大型開発となる可能性が高い。
位置図
上記位置図の「JR新駅ビル」および「JR三ノ宮南側駅前広場」が新ターミナルビルの整備範囲となる。
完成イメージ図
新ターミナルビルに隣接するエリアでは、官民連携で「えき≈まち空間」の整備が検討されている。地上レベルでは広場空間「三宮クロススクエア」に加え、歩行者デッキによる乗換動線の改善を目指しており、新ターミナルビルの整備もそれに合わせた設計になるものと思われる。
現地の様子(2021年5月)
地図
開発予定地はJR三ノ宮駅の南側。現在ロータリーのある場所を含めた範囲となる。
公式資料および関連サイトなど
- JR西日本グループ中期経営計画【JR西日本】
- 都心・三宮の再整備【神戸市】