NTT都市開発が大阪市中央区淡路町4丁目のUD御堂筋ビルおよびアネックスビル跡地に建設したアーバンネット御堂筋ビル。NTTグループのICTを活用した革新的なワークプレイスを提供する高層オフィスビルで、規模は地上21階建て、高さ100m、延床面積42,362.02㎡、2024年1月に竣工した。
完成イメージ図
御堂筋の都市景観ガイドラインに合わせ、高さ50m付近でアースカラーの低層部とガラスカーテンウォールの高層部に分かれた外観デザイン。
端正な天然石を基壇部から内壁まで設えた街との連続感のあるファサード。御堂筋の銀杏並木とつながる敷地外周部の並木が心地良い木漏れ日で人々を包み込む。
御堂筋に⾯したビルエントランス・店舗は最大7店舗を揃え、カルチャー・トレンドの発信拠点となる。
最上部には御堂筋を⼀望するテナント専⽤のルーフトップテラスを設置。
引用元:アーバンネット御堂筋ビル【NTT都市開発】
フロア構成
フロア構成は1階が店舗、2階がオフィスロビー、3階がアーバンネット御堂筋ホール(多目的ホール)、4階~20階が基準階面積400坪超のテナントオフィスとなる。また2階にミーティングルーム、11階にラウンジ、21階に屋上テラスを配置し、オフィス利用者の利便性を高める。地下には自走式の駐車場(平置き41台、2段式46台、車寄せ)を設置。
建物外観(2024年8月撮影)
物件概要
名称 | アーバンネット御堂筋ビル 計画名:(仮称)御堂筋淡路町ビル 新築工事 |
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所在地 | 地名地番:大阪市中央区淡路町四丁目30番2の一部 住居表示:大阪市中央区淡路町四丁目 |
用途 | 事務所、店舗、集会場、駐車場 |
敷地面積 | 2,770.88㎡ |
建築面積 | 2,235.77㎡ |
延床面積 | 42,362.02㎡ |
容積率対象面積 | 35,968.31㎡ |
高さ | 100.0m |
階数 | 地上21階・地下2階・塔屋1階 |
構造 | S造(CFT構造)、一部SRC・RC造 |
建築主 | エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社 |
設計者 | 鹿島建設株式会社関西支店 |
施工 | 鹿島建設株式会社関西支店 |
着工 | 2021年(令和3年)7月1日 |
竣工 | 2024年(令和6年)1月 |
地図
場所は御堂筋沿い、淡路町3交差点の南西角。周辺は大阪を代表するビジネス街で、近年は規制緩和により老朽ビルの建替えが活発化している。最寄り駅は大阪メトロ御堂筋線・中央線・四つ橋線の本町駅で、2番出口から徒歩3分。大阪メトロ御堂筋線・京阪電鉄の淀屋橋駅からも徒歩4分ほどの距離。
公式資料および関連サイトなど
- アーバンネット御堂筋ビル【NTT都市開発】
- アーバンネット御堂筋ビル(御堂筋淡路町開発計画)【NTT都市開発】